こんにちは、
“すきま時間でやりたいことを実現する専門家”
堀 正仁です。
今日は、
豆知識でも話そうと思います。
時間管理の1事例です。
締日のある仕事に有効な方法です。
でも、
ちょっとした創意工夫のレベルの範囲の話です。
仕事毎に締日を書いた付箋をつくるとか、
OUTLOOK等で予定表等を使うとか、
そんなレベルです。
前置きはこのぐらいにして
まず、ご自身の作業期間や仕事の立て込みぐあいを
頭にイメージしてください。
たとえば、
「この作業だけやるなら、1日かかるな!」とか
「他の急ぎの仕事も入りそうなので、3日はみておきたいな!」とか
仕事の見積もりをします。
仕事の見積もりができたら、
付箋であれば、締日に加えて、作業開始日を合わせて書いときます。
赤ペンがいいですね。
遅くとも、この日に着手しないと間に合いそうもない日を
作業開始日として
書いておくのです。
OUTLOOKであれば、
その期間を考慮して、アラームを設定しておくのです。
「そんなの当り前だ」
「知っているよ」
って、声が多く聞こえます・・・・・<笑>
でも、この当り前の方法、
徹底できれば、
時間管理はバッチリです。
こう考えれば、
○○ノートや○○プランナーとか
いらないかもしれませんね。<^^>
この方法は
実は製造業の現場で
よく使われている方法の簡易版です。
“カムアップ・システム”っていう方法です。
製造業の現場では、
品質(Q)やコスト(C)に加えて、
納期(D)について、とてもシビアな世界ですね。
納期(D)の遅れ、
時間管理がしっかりしていないと、お客様に叱られます。
商売がなくなります。
“カムアップ・システム”とは、
作業時間がかかることを踏まえ、
納期を守れるように工夫された仕組みです。
例えば、
1か月31日分のカード等で仕切った
ボックスをイメージしてください。
お客さんから注文が入った都度、
納期から逆算した着手日の日付のところに
生産作業書などのカードを差し立てていきます。
作業する人は、その作業日(例えば15日)なったら、
15日の作業書をすべて抜き出してきて、
優先度等を考えたうえで、
その日の作業を行います。
こんな流れで作業することで、
納期が遵守しているわけです。
カムアップ・システムを
オフィスの事務作業に、
応用している方もいらっしゃいます。
例えば、
先日付けの作業指示があったら、
カードに仕事内容を書き込み、
カードボックスに順番に整理しておきます。
毎朝、そのボックスからカードを抜き出せば、
その日にすべき仕事がわかる、って訳です。
次に、
カードを並び替え、仕事を行う順番を決めていく。
こんな感じで仕事の見える化することで、
時間管理ができるわけです。
今日は、豆知識でした<^^>