NEWSを見てびっくりした。
6月1日からパリPont des Arts（ポンデザール）で愛の錠前LOVE Lockが
ついに100万個45tに達したため撤去が始まった。
Pont des Artsはナポレオンより1802～04年にかけ建設されたが、
1979年に船が衝突したときに60mにわたって崩壊し現在の橋は1984年に架けられ
6月27日にジャック・シラク パリ市長によって除幕された。
2014年6月には欄干の金網の一部が崩れて橋が一時閉鎖されたこともあり
南京錠付の金網を撤去しアクリル板に置き換えられるらしい。
アクリル板に変わる？
フィルム時代、カレンダー撮影でロケハン時にスナップしたこの写真のような
二人の Pont des Artsがアクリルで表現できるかしら‥‥。
怖ろしいことに
サンマルタン運河に架かる橋にも愛の錠前LOVE Lock汚染が始まっているようだ。
紀元前115年以来修復、再建の歴史を持つローマのテヴェレ川に架かる
Ponte Milvio（ミルヴィオ橋）でも
橋の街灯に愛の錠前LOVE Lockをかけ川に背を向けて鍵を投げ入れるという儀式を
イタリア人の作家・脚本家・ロゼッロ市長 のFederico Moccia （フェデリコ・モッチャ）が
小説「I Want You」 （2006年2月）を発表後、映画化（2007年3月公開）もされ
主人公の二人はティーンのアイドルとなり全国からカップルが集まるようになった。
その影響で一面に付けられた南京錠の重みで2007年4月13日に折れてしまったが、
7月には市長が新たに鉄骨のネットを設置し、南京錠をかけられるようになった。
2011年の撮影時には鍵かけ専用のネットもあり観光客相手に南京錠を売る人もいた。
南京錠は愛の証ではないし、
世界中で似たような錠前LOVE Lock行為があるみたいだけど
特に公共施設では美観を損ねるので止めてほしいもの。
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