全国的にブームとなっているシール交換を生かした交流や学びが広がっています。鳥
 交換を楽しめるカフェが登場したほか、教育の現場でもコミュニケーションを学ぶ活動として取り入れる動きが見られます。ニコニコ
 人気の高まりで手作りする人も増え、かつて子どもの遊びだったシール文化が世代間交流や子どもの創造力を育むきっかけづくりに役立っているようです。照れ
 「これと交換していい?」「私もこれがほしくて」。テーブルの上に並べたシールを指さし、初対面の客同士が声を掛け合い、色とりどりのシールをきっかけに、自然と会話が弾むとのこと。音譜
 札幌市中央区に昨年12月、「シール交換カフェ」がオープンしました。営業は週1回、日中の3~5時間ほど。平日は約10人、日曜や祝日は30~40人ほどが訪れるようです。チューリップ赤
 「シール交換カフェ」のUさんは昨年9月ごろからシールを集め始め、「自分でも交換を楽しめる場をつくりたい」と、日中に使用しない店舗を活用して開設したそうです。来店客は20代後半~30代半ばの女性が中心で、保護者同伴の小中学生も訪れ、交換を通じて自然に会話が生まれるとのこと。キューン
 Uさんから聞いたことによると、来店した子ども達は「知らない人と交換するのは面白い。初めて見るシールも多い」「小学生の頃にシール交換にはまっていて、懐かしさで集め始めた。普段話すことのない小学生と交流できるのも楽しく、今の流行を教えてもらえる」と話しているようです。飛び出すハート
 シール交換で希少価値があるのは、ぷっくりとした立体シール「ボンボンドロップシール」や、水やスパンコールが入った「ウオーターシール」。市内の文房具店などでは品薄状態も続き、「100円ショップの材料などで、自作の立体シールを作ることもある」とのこと。鳥
 こうした手作り需要の高まりを背景に、ハンズ店では5月末まで、立体シール作りの材料を集めた特設コーナーを初めて設けています。樹脂素材のレジンやラメパウダーなど約80点を販売。10代から40代まで幅広い世代に人気があるようです。
 教育の現場でも広がりが見られます。ある認定こども園では昨年9月ごろから、段ボールや折り紙などを使った手作りシールを交換する遊びを始めました。さまざまな年齢の園児が集まる朝の「みんなの時間」に行われ、毎日10人前後が参加しているとのこと。ニコニコ
 子どもは「折り紙を切ったり、絵を描いたりしてかわいいシールができると楽しい」と言い、先生は「作り方を教え合ったり、交換の際に交渉したりする中で、異年齢交流が増え、子どもたちのコミュニケーション能力が育っている」と話しています。照れ
 立体的なシールにしようと、接着剤や卵パックを活用する子どももいるそうです。園長は「廃材を生かして自分だけのシールを作ることで創造力も育まれる。今後も子どもたちの要望があれば続けていきたい」と語っていました。ニコニコ
 ある児童発達支援・放課後等デイサービスでは今年1月、シール交換会を開催しました。利用者が自宅から持参したシールを使い、未就学児から中学生までの4人が参加しました。音譜
 運営する社員は「自分の気持ちを表現するのが難しい子どもでも、シール交換なら『欲しい』と伝えられる。異なる年齢同士でも同じルールで関われる」と話しています。実施後は普段あまり話さない子同士が交流するなど変化も見られ、「シールを通じて人と関わる楽しさを知り、少しずつ自分の思いを伝えられるようになっていけば」と期待しています。!!