映画「君のクイズ」が公開されています。鳥
 

 クイズ番組の早押し決勝戦で、問題が一言も読み上げられないうちに正答した優勝者の秘密に迫る小川哲の日本推理作家協会賞受賞作「君のクイズ」が映画化されました。ニコニコ
 吉野耕平監督は「知能バトルの楽しさと、解答者が背負った物を通じて、見終えたお客さんが(鑑賞前より)ちょっと高いところに登った感じになってくれれば」とインタビューで話しています。音譜

 映画は原作にない要素が豊富です。決勝で敗れた三島(中村倫也)が、番組がヤラセかどうか検証する生特番に出演。リアルタイムで謎解きを進めながら、謎めいた優勝者・本庄(神木隆之介)ともども歩んできた人生が語られます。キューン
 

 問題文や解答者の思考を文字で具体的に表現する映像は、「ハケンアニメ!」(2022年)の発展型です。「(日本語ソフトの)漢字の予測変換のように、ルールを決めて文字の出方をデザインしています。!!
 

 他人が自分をどう見たがっているのかに敏感でサービス精神のある本庄や、対照的に無口な三島の過去を、一瞬しか映らない場面に多くの要素を詰め込んで描ています。「時間の制約を逆手に取って、世界に広がりが出たらいいと思いました。そういう作品を見ていろいろ考えるのが好きなので」と、ある雑誌で吉野耕平監督は語っています。ほっこり

 

 観ての感想をひと言・・
  「上級の解答者ほど、脳の不思議なところをくすぐられる感覚を味わってるんだろうなあ」と感じました。キューン