ネットに次のコラムが載っていました。紹介します。鳥

 “おまえは協調性がないから勤めにいけばクビになるだろう。ものを書くのはひとりでやる仕事だから、なんとかいけるんじゃないか―。母のこのアドバイスで小説を書きはじめた。訃報が伝わった作家の佐藤愛子さんである▼父は流行作家の佐藤紅緑(こうろく)、兄は詩人のサトウハチロー。荒ぶる血をもつ2人を間近で見て育ち、人間の機微をとらえる力を自然に養った。その経験はのちに代表作「血脈」として実を結んだ▼別れた夫の莫大(ばくだい)な借金を背負う。苦しみや憤りを創作のエネルギーに変え、ペンを握った。<私はことあるごとに「佐藤愛子、しっかりせい!」と気合を入れて生きて来たのだ>。過去を振り返っても感傷に流れることなく、いつだって前を向いた▼日高地方の浦河に別荘を構え、近年まで毎夏訪れていた。この土地や人々を愛し、エッセーにたびたび記した。「とてもさっぱりしていて偉ぶらない方でした」。親交があった映画館主の三上雅弘さん(74)はしみじみと懐かしむ▼大正生まれの作家は敗戦の廃虚から新たなスタートを切り、自立する女性の先頭に立ち続けた。<人の何倍もの波瀾(はらん)があった>という1世紀を超える人生。認知症になった終幕近くまで現役を貫いた(後略)”音譜!!

 「生きること、老いること、死を迎えること。」ヒントが詰まった著作群はずっと読み継がれるでしょう!キューン飛び出すハート