ネットに次の記事が載っていました。紹介します。![]()
“日本の食料自給率は37%と過去最低水準に落ち込んでいます。国の基幹産業である農業の担い手が減るなか、新規就農した30代の夫婦がいます。有機栽培(栽培期間中に農薬や化学肥料を使用しない)でコメや野菜などを育てる夫のTさん、妻のNさんです。
TさんとNさんは、里山や田畑が広がる千葉県佐倉市で子ども3人を育てています。長男(中学1年)のアトピーと卵アレルギーをきっかけに食に関心をもちました。海外では禁止されている農薬が日本で規制されていないことなどを知り、「安全な食べ物を自分たちで作ろう」と一念発起し、2023年1月に資金ゼロ・農地ゼロ・農機具ゼロから新規就農。2人は現在、「ビオ農縁」を営んでいます。
「ビオ農縁」には、地域とのつながりを大切にし、安心安全な農作物を作りたいという思いを込めました。兼業農家として、県の制度や地域の農家の協力も得て、コメ70アールを含む1・2ヘクタールを耕作。在来種や自家採取の種にこだわり、コシヒカリやササニシキなどのコメ、大豆などを作り、農薬や化学肥料を使わないのが特徴です。
Tさんは、理学療法士として重症心身障がい児の施設でリハビリなどの支援をしています。東洋医学を学び、「食べ物と体は関係している」との考えが農業でも生かされています。
佐倉市は「オーガニックビレッジ宣言」(2023年)のもと、地域ぐるみの有機農業の生産から加工・流通・消費を推進。市内の学校給食に有機米を導入する実証を行い、ビオ農縁のコメも学校給食に納品しています。
Tさんは「給食を食べた子どもたちが『普段よりお米がおいしい』と言ってくれてうれしかった。その日は残飯ゼロだった」と話します。
ビオ農縁では「米作り体験」や、子どもたちに会いに行く移動式子ども食堂「佐倉おむすび食堂」にとりくんでいます。市内の児童館や公園などを回り、1回の活動で約50食を提供。自家栽培の米を使用したおにぎり、市内の農家から購入した野菜で作ったみそ汁は、子どもたちから評判です。
Nさんは以前、中学で保健体育の講師をしていました。夏休み明けに体重が落ちた生徒の姿を見ても「何もできなかった」という悔しい経験から、「子どもたちが明日のご飯を当たり前に食べられる社会にしたい」との思いで活動しています。「農業も子どもの貧困も、私たち一人ひとりが当事者。もっといい社会をつくるために行動したい」(Nさん)
国の基幹産業である農業の支援を抜本的に強めることは待ったなしです。(中略)
日本の食料自給率は、肥料・飼料・種子などの大半も海外に依存しており、実質10%以下という指摘もあります。
Nさんは「種は命の根源。誰が作ったかが分かる種で育てた食べ物を皆さんのもとに届けたい。私たち農家がそれぞれの地域で培ってきた種や知的財産をしっかり守る仕組みを国に作ってほしい」と話します。
Tさんは「種を企業からの購入に頼ると輸入依存度が高まり、食料自給率がさらに低下する。日本の土壌や気候に適した在来種を受け継いでいくことが日本農業の根幹を支えると思う」と話しています。”![]()
大事な「食」を支える農業、有機栽培(栽培期間中に農薬や化学肥料を使用しない)でコメや野菜などを育てる取り組みに、拍手!![]()
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