ネットに次の記事が載っていました。紹介します。![]()
“パリを拠点に活動する日本人ファッションデザイナー宮白羊さん。大量生産で低価格のファストファッションがあふれる時代に、自身の手で一着一着を仕上げます。ブランドを立ち上げて10年。6月、東京都内でファッションショーを開きました。日本滞在中、宮さんにインタビューしました。
ブランド名は「HAKUYO MIYA PARIS」。中間業者を介さないことで、比較的手に取りやすい価格を保ちながら、持続可能なもの作りを続けています。
子連れでもOK
ショーはメディアむけと、誰でも参加できる一般むけの2部制に。未就学児やベビーカーもオッケー、と事前にアナウンスしました。
「友人が子育て世代なので、『子どもを連れて行ってもいい?』という問い合わせが多かったんです。最初、なんでそんなことを聞くのかと思いました。いいに決まっている。でも、日本では子どもやベビーカーが嫌がられるというんです。フランスでは子連れでどこへ行くのも当たり前。権利です。モデルの一人は6カ月の赤ちゃんがいました。『授乳に抜けてもいいですか』と聞かれ、控室を使ってもらいました。赤ちゃんもショーを見ましたよ。93歳の僕の保育園時代の園長さんは車椅子で参加しました。ずっと表現したかったショーが、いい雰囲気で意味のあるものになりました」
作品は、着物など日本の伝統技術とフランスのクチュール(仕立て)文化、あるいは民族衣装とモード(流行)が融合したように美しく繊細です。
「30分のショーに半年以上かけて準備する。しびれますね。一人ですから、通常業務をしながら朝9時から夜10時、遅い日は深夜0時までアトリエで作業しました。クリスマスも元日も。パリの人にはクリスマスに働くなんて考えられないから『大丈夫か』と心配されました。自分の手で布が服になっていくのはすごいなと感じるし楽しい」
大学では商学部に在籍。アパレル業界の営業や経営をめざしていました。「営業ではなく、自分で服をつくりたい」と考え、大学卒業後2007年にファッションの最前線、パリの専門学校へ飛び込みます。フランス語初心者が、いきなり専門用語が飛び交う世界へ。
「大学時代、イランやトルコ、ウズベキスタンなどを一人で旅しました。みな人なつっこくて、人が住んでいるところは変わらないなと思いました。言葉はものごとを伝えるツールにすぎない。そう考えると楽です。パリの学校は、少しルールをはずれても、時間をかけて人よりいいものを作れば評価されました」
専門学校で3年学んだ後、数年をへて2016年にブランドを立ち上げます。生地を買い求め、デザイン、パターン、縫製すべて自身で。2018年、ニューヨークのファッションウイークに新人デザイナーとして出展し注目されました。”![]()
ファッションショーというと少しあらたまった感じがしますが、宮さんのショーでは「誰でも参加できる、子連れでもOKの一般むけ」があるとのこと。また、大量生産のファストファッションがあふれる時代に、「自身の手で一着一着を仕上げる。中間業者を介さないことで、比較的手に取りやすい価格」への取り組みに拍手!![]()
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*宮白羊(みや・はくよう);インターネットでの注文を主に、アトリエでオーダーメードの受注、国内外のアーティストの衣装製作やキャラクター「チェブラーシカ」等のグッズデザインを手がける。日本滞在中は地元東京・杉並ほか、東京・大阪で期間限定ショップを開催