ネットに囲碁棋士・Kさんのコラムが載っていました。紹介します。
“プロ棋士になったばかりの頃、棋士の仕事といえば、対局で勝つことや、囲碁を教えることだと思っていました。けれど長く活動する中で、囲碁を楽しんでくださっている方が、イコール棋士を知っている、というわけではないことに気がつきました。
囲碁というゲームの普及だけを考えれば、棋士が知られていなくても、その面白さから長く愛されるのかもしれません。ただ、幼い頃に憧れた職業である棋士をもっと多くの人に知ってほしいという思いもあり、気がつけばイベントを企画、運営する機会が増えていきました。
実際にイベントを作る側になると、表からは見えない準備の多さに驚きます。会場を決め、出演者と相談し、内容を考え、宣伝し、当日の進行を整える。失敗しないだろうかという不安は必ずありますし、終わった後には反省点もあります。毎回大変だったなと思います。それでも、一人でも「楽しかった」と言ってもらえると、また頑張ろうと思えるのが不思議です。
イベントは、盤上だけでは伝わらない棋士の人柄や魅力を知ってもらえる場だと思っています。誰かを応援する入り口は、盤上の戦い以外であっても良いと思います。そこから囲碁に興味を持って、楽しんでもらえたらこれ以上なく嬉(うれ)しいです。
囲碁界を取り巻く環境は決して楽観できるものではありません。だからこそ、囲碁や棋士を身近に感じてもらえる入り口を、これからも少しずつ増やしていきたいです。その積み重ねが、囲碁界を未来につなぐ力になると信じています。”![]()
「<楽しかった>と言ってもらえると、また頑張ろうと思える」 そうですね!このことは何事でも大事ですね!![]()
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