ネットに元サッカー日本女子代表監督Tさんのコラムが載っていました。紹介します。![]()
“私の選手時代、多くのスポーツは部活が主流でした。日本特有の縦社会の規律により、立場が上の監督や先輩には従うことが当たり前で、自分の考えや発言は必要のないものであったようです。私にはそんな環境下で育った世界レベルの、様々(さまざま)な競技の選手だった友人たちがいます。その中には、現役時代に指導者から言葉や物理的な暴力を受けていたという友人が多くいます。若くして現役を退いた友人からこの事実を聞いた時、大きな衝撃を受けました。
私は競技人生のほとんどを、学校とは関係のないクラブチームで過ごしたからなのか、暴力はもちろん<命令>され納得せずに<従った>という記憶がありません。監督はテクニックの向上やサッカーの考え方、原理原則から成り立つ判断基準、プレーの選択の正解不正解を練習メニューの中で取得できるよう工夫し、道を作ってくれました。私たち選手は必死に考え、表現し、失敗し、また考え、少しうまくいき、また失敗し、時間をかけて毎日サッカーに向き合いました。自分自身で追及しもがきつかみ取っていく人生でした。他者に個性を搾取され、強要されるものではなく、常に自己責任でした。
パワハラまがいの指導を受けた選手の努力の時間もまた、かけがえのない輝ける時間であったことは事実です。が、その中の多くは「一日でも早く辞めたかった」と話しています。本来のスポーツのあるべき姿とは? 選手を指導する立場となり、選手の人生に寄り添い、支えるための最適解は何だろうと、私はずっと考え続けているのです。”![]()
「選手の人生に寄り添い、支えるための最適解は何だろうと、私はずっと考え続けている」のことば、とても、大事にしたいですね! ![]()
![]()