ネットに次の記事が載っていました。紹介します。![]()
“世界的な「抹茶ブーム」を背景に、北海道内の日本茶専門店で抹茶の価格高騰や品薄が続いている。緑茶の一種で抹茶の原料になる「てん茶」の平均出荷価格は5年間で約3倍に上昇し、影響は抹茶を使う加工業や茶道教室にも拡大。日本からの輸出額は過去最高となり、国内では中国産など輸入品の流通が増えている。
「日本のスーパーフード」
5月中旬、札幌市中央区の日本茶専門店「玉翠園」には外国人観光客が次々と来店した。タイから訪れたニチャダー・ウィブーンキットワラクンさんは店内の飲食スペースで抹茶ラテを飲みながら「日本の抹茶は香りが良くておいしい」と話し、お土産に抹茶の粉末を4袋購入した。
同店によると、昨春ごろからタイやシンガポールなど東南アジアを中心に海外からの来店が急増し、1人で数万円分の抹茶を購入する客もいる。「需要と供給のバランスが崩れている。長い目で見た売り方を考えなければいけない」。同店のT専務はこう語り、買い占めを防ぐため店頭に出す品数を制限し、転売防止の目的でインターネット上の販売を中止している。
世界の緑茶生産は約9割を中国が占め、日本産の比率は全体の3%にとどまるものの、品質の高さやブランド力が海外で根強い人気を誇る。健康志向の高まりで、抹茶は「日本のスーパーフード」と数年前から脚光を浴び、抹茶風味のドリンクや菓子の鮮やかな緑色が写真映えするとして交流サイト(SNS)でも注目を集める。
原料価格は5年間で3.3倍に
財務省の貿易統計によると、2025年の緑茶の輸出量は前年比43%増の1万2600トンと71年ぶりに1万トンを超え、輸出額は721億円と6年連続で過去最高を更新した。輸出量の7割は抹茶を含む「粉末状の緑茶」で、米国、欧州向けが約6割を占める。
全国茶生産団体連合会(東京)によると、抹茶の原料となる「てん茶」の2025年の平均出荷価格は1キロあたり8562円と5年間で3.3倍に上昇した。国内では煎茶を栽培する茶農家が、需要を見込めるてん茶の生産に切り替える動きも出始めている。
輸入も増加、9割が中国産
価格高騰、品薄の影響で、札幌市白石区で教室を開くYさんは今年、受講料を1回1500円から2千円に値上げした。使用する京都産の抹茶が5年前の100グラム3千円から6600円へと2倍以上に上がったためで「抹茶がなければ稽古にならない。このまま値上がりが続けば、教室運営への影響も大きい」と不安を口にする。深川市の名物「ウロコダンゴ」を製造する地元業者は、白、茶、緑の3色一組で販売していた団子のうち、抹茶を使用した緑の団子の生産を一時的に中止した。
日本からの輸出が伸びる一方、品薄の影響で海外産の輸入は増えている。2025年の貿易統計によると緑茶の輸入量は前年の1.5倍に当たる4610トンで、9割を中国が占める。
食のマーケティングに詳しい流通経済大のK教授は「広大な茶畑で大量生産する中国産は日本産に比べて安価。中国産へのシフトは今後一層進むだろう」と指摘。「消費者の『日本茶離れ』を防ぐため、海外での人気に頼るだけでなく、国内で需要を支えていくことが重要だ」と話している。”![]()
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「日本の抹茶は香りが良くておいしい」を、これからも大事にしていきたいですね!![]()
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