フリースクールが舞台の日本テレビ放送系・ドラマ『タツキ先生は甘すぎる』(町田啓太が主演を務め、松本穂香が共演)が終了しました。![]()
ネットでは「民間のフリースクール、あのような雰囲気ですか?来た生徒児童に、好きなことをさせて、時間を過ごさせる」ことに質問が出ていました。![]()
この質問に、フリースクール関係者のAさんが次のように答えています。![]()
“フリースクールの雰囲気は施設によって大きく異なりますが、ドラマで描かれているような「生徒の自主性を尊重し、好きなことに取り組める環境」は、実際の多くのフリースクールでも見られる特徴です。
・一般的なフリースクールでは、学校に通えない子どもたちが安心して過ごせる居場所づくりを重視しています。
・時間割や活動内容を子ども自身が選べる自由度の高い運営が多く見られます。
・施設によっては、学習支援に力を入れたり、体験活動を中心にしたりと、方針は様々です
・ドラマはフィクションですので、実際のフリースクールとは異なる部分もあると思われます。実際のフリースクールに関心がある場合は、各施設に直接問い合わせて見学されることをお勧めします。
最終回が6月13日に放送されました。最終回の内容を少し書くと![]()
“タツキを押し倒した息子の蒼空は、握った拳を一度は振り上げるものの、やがてその拳を下ろす。三雲(江口洋介)は、なぜタツキにイラ立つのかと蒼空に聞くが、答えは得られない。
その翌朝、音楽フェスに向けて準備するユカナイの子どもたち。フェスの横断幕作りの担当になったタツキは、体に絵の具を付け、好きなものを自由に描く<ボディーペインティング>をやろうと思いつく。三雲に促されて蒼空も参加する。最初は乗り気ではなかったものの、他の子どもたちから絵の具まみれにされたのをきっかけに、次第に打ち解けていく蒼空。生きいきとした笑顔の蒼空を久しぶりに見たタツキは、そっと蒼空の顔に触れる…。(中略)
クライマックスでは、タツキと離れて暮らす息子の蒼空が改めて二人きりで語り合うことに。タツキは学校に行けなくなった蒼空に対して、学校へ行かせるために厳しく接してしまったことを謝罪する。タツキの言葉を聞いた蒼空は、学校に行けなくなった原因が自分の行いにあったと告げる。そして蒼空が「心配かけてごめん」と謝ると、タツキは彼を抱きしめて「苦しかったよな」と涙をこぼすのだった。
その後、蒼空はタツキと母・優(比嘉愛未)に見守られながら得意のマンガを描く。彼の作品を「いいね、面白い」と笑顔で称えるタツキ。さらにタツキから「天才だって」と絶賛された蒼空が「お父さん…今度は 甘すぎる!」と笑顔を見せる。”
ネット上には「ここに繋がるタイトルなんだね~!」「タイトル回収…めっちゃいいよ…」「こういうことだったのー!涙が止まらない」といった声が多数載っていました。![]()
ネットに載っていた『タツキ先生は甘すぎる』の感想からいくつか紹介すると・・![]()
・描き方が繊細で丁寧でみるべきところはあったとおもうし、ああいう子への接し方への一つのヒントを提示しているようにも感じました。それなりにテーマじたいは深いのでいろいろな意見はあるとおもいます。息子、タツキともアクシデントがあっても助かったのは都合良すぎとか、そこは、エンタメ、突っ込まないでください。
・私は第1話を見て小休止しておりましたが、最新話まで一気に見しました。タツキ先生の背景が描かれ始めて、胸を痛めつつ、どこかホッとするような。
・原作ものではなく、オリジナル作品とのこと。不登校の子や親、周囲の人々の思いをここまで細かく描くドラマは知る限りはなかったように思うので、これまでの物語でステレオタイプに描かれがちだった不登校像みたいなものを解いてくれたらいいなーと思います。
・登校拒否の時代からあまり変わらないこともあれば、ここ数年で取り巻く状況も心理も大きく変わってきているので、描くのは容易くなさそうだなーと当事者過ぎる感想になってしまいます。
・タツキ先生は甘すぎる、は、ちょっとストーリーが弱かったんでしょうかね。息子は中学受験が上手くいかなかっただけで公立にいくにはなんの問題もないし、それがあそこまで荒れるほどタツキは追い込んでいるようには見えませんでした。それに数年棒にふったとしても、通学しなくても義務教育は卒業扱いにしてくれますよね。またタツキの学力なら、それほど底辺の高校ではないところくらい入れるように勉強をおしえられるようにも感じました。
・我が子はフリースクールにも通っているので、そこでも話題にあがるらしいです。リビングで観ていたら、横で一緒に見始めるので、何か惹かれるものがるのだろうなと思います。
・我が家の長男が学校に行かなくなったのがかれこれ9年前。その頃は、私もSNSを積極的にやっていなかったこともありますが、個人の意見を目にすることが今よりも少なかったような気がします。
・いずれにせよ、ドラマ化されるということは世の関心事でもあって、SNSでの感想を見たりしていると、受け止め方もいろいろあるなーと感じます。
・ネットで調べたとしても、どこかの先生の話とか、まとめ記事とかで、書籍の方が頼りになった記憶。で、多分今の時代だったら、私は確実にSNSを見てしまうと思うのです。
・時にはどこかの先生より当事者の言葉の方が強いことはあって、ちょっとした劇薬的にも感じさえします。揺さぶられるだろうし、助けにもなることもあるかもしれない。
・『タツキ先生は甘すぎる』というタイトルが示しているようにも思いますが、無理に学校に行かせようとすると厳しすぎる/受け入れていると甘すぎるといったリアクションが一定数あります。
・ある物差しにおいては、こうなのだろうなーと思います。一方で、不安や困惑を抱えて自分なりの新たな物差しというか、態度を獲得していこうとしている時に、他者の声は多すぎるとノイズだなーとも。
・散々迷子になって、結果「うるせー」と、耳を塞いだ夜があったことを思い出しました。結局は自分の声が道標になる気がします、親も子も。
・ドラマを見る関係者の方ってこんな感じの気持ちなのでしょうかね。「ドラマだからね」の域に収められたり収められなかったり。
・エンタメとして割り切れないところがあって、妙な気分になります。
「フリースクールのドラマ」と一括りにはできない、大事な問題提起がされたのではないでしょうか。このドラマを視聴した人それぞれが自分ごととして「課題」を整理することが求められると思います。![]()
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・エンタメとして割り切れないところがあって、妙な気分になります。
「フリースクールのドラマ」と一括りにはできない、大事な問題提起がされたのではないでしょうか。このドラマを視聴した人それぞれが自分ごととして「課題」を整理することが求められると思います。