ネットに次の記事が載っていました。紹介します。鳥

 “「僕らが扱っているのは物じゃないんだ。命なんだ」。閉校した小学校に構えた工房で、木と向き合う家具職人の須田修司さん。木の魅力を引き出す丁寧な手作業が、温かい家具を生み出します。

 シュ、シュ、シュ。無垢(むく)材の天板にやすりをかけるリズミカルな音が、旧体育館の作業場に響く。家具職人の須田修司さん(56)が手を止めてつぶやいた。「虫食いは味があるから埋めなくていい。その代わり、指が引っかからないよう、しっかり面取りする」

 2008年に閉校した石狩管内当別町の旧東裏小。須田さんの手でその年、家具工房に生まれ変わった。工房には須田さんのほか、3人の職人が在籍し、手がける木工品はキッチン、イス、ソファから壁掛け時計、食器まで多彩だ。キッチンやテーブルの天板はかんなで仕上げる。刃の研ぎ直しを繰り返しながら1日がかりの作業になるが、滑らかな手触りで水に強い。

 長野県出身の須田さんは、会社勤務を経て、北海道立旭川高等技術専門学院で木工の基礎を学び、2005年に札幌で「家具工房 旅する木」を創業。札幌市内に構えた工房が手狭に感じる中、東裏小の校舎や体育館のたたずまいにひかれ、当別町に工房を移した。今年10月で創業21周年を迎える。

 ゼロからデザインを起こすフルオーダーの家具作りが特長。制作の過程で客とはメールや対面で何度もやりとりを重ね、信頼を築いてきた。創業以来、広告や営業に頼らず、卸売りや下請けもしない。ダイニングテーブルは20万円を超えるものもあるが、丁寧な仕事ぶりに購入者からの評価は高い。

 須田さんらは1月上旬、上川管内東川町に出張。丸1日かけて、若手職人とともに、新築住宅にL字形のキッチンを組み上げた。完成すれば見えなくなる裏側の部材も、木目がつながるよう調整した。インターネットで評判を知り、家具を発注した牧野広太さん(43)と由紀さん(40)夫妻は「木の家具は手触りが優しく、使っていくうちにどんどん良くなっていく。木に囲まれる生活は温かく、心に余裕ができた」と笑う。

 地元での交流も広がっている。同工房はコロナ禍を除き、毎年のように木工のワークショップなどを楽しめる感謝祭を開催。昨年11月の催しには客や地域住民ら約200人が訪れ、木のぬくもりに触れた。

 須田さんの家具作りの根底にあるのは木への敬意と感謝だ。「木は人間の都合で切られて不本意だったと思う。だからこそ、単なる材料ではなく命として扱う。世代を超えて使える家具をこれからも届けたい」。その思いは若手職人に受け継がれていく。”ニコニコ

 

 「木は人間の都合で切られて不本意だったと思う。だからこそ、単なる材料ではなく命として扱う。」そうですね。 私達も家具にふれるとき「命」として扱いたいですね!キューン飛び出すハート


ドキュメンタリー動画】<b>木</b>の<b>命</b>を<b>受け継ぐ家具職人</b> 当別の廃校で ...の画像