奈良県の「飛鳥・藤原の宮都」について、ユネスコの諮問機関である国際記念物遺跡会議」(イコモス)は現地調査を行うなどした結果、世界遺産登録にふさわしいと評価しユネスコに勧告しました。文化庁が6月6日発表しました。![]()
ユネスコは7月19日から韓国で世界遺産委員会を開き「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産登録を正式決定する見通しです。![]()
登録されれば日本の世界遺産はこれで27件目となります。国内の世界文化遺産は、2024年登録の「 佐渡島さどの金山」(新潟県佐渡市)に続き22件目となる。![]()
日本の古代国家誕生の歩みを示す宮殿跡や寺院跡、墳墓で構成される遺跡群「飛鳥・藤原の宮都」は、奈良県の明日香村、橿原市、桜井市にある飛鳥時代の古墳など19の遺跡で構成され、中央集権体制が誕生・成立した過程を見ることができます。![]()
「飛鳥・藤原」は、飛鳥時代(6世紀末~8世紀初め)に、中国大陸や朝鮮半島との緊密な交流のもと、日本で初めて中央集権体制が成立した過程を示しています。
政治や儀式の場で後代にも影響を与えた飛鳥宮跡や、中国の都城にならった藤原京の中心に位置する藤原宮跡、極彩色壁画で知られる高松塚古墳やキトラ古墳、巨石を用いた石室が見られる石舞台古墳など、外来文化の導入と日本固有の伝統との融合を示す遺跡が含まれます。![]()
松本文部科学相;「国際的に高い評価を受けたことを大変喜ばしく思うとともに、地元をはじめとする多くの関係者の皆様の努力に敬意を表します」。![]()
奈良県・山下知事:;顕著な普遍的価値が国際的に認められたことを嬉しく思うとともに、世界遺産登録に向けて、大きく前進しました。奈良の魅力を再認識していただける非常に大きなきっかけになるものと認識しています。」![]()
地元の和菓子店の店員;「手を叩いて喜びました。飛鳥を知ってもらえるっていうのが嬉しいです」![]()
このような国際的な評価は、特に地元の人たちの日頃の努力なしでは得られません。地元の人たちの日頃の努力を、心より賞賛したいと思います。![]()