朝井リョウ『正欲』  そうですね 「重い」です!
「自意識の過剰さや他者との境界が見えなくなっている」描写が凄いと思います。「自分がそんなふうに振る舞ってないか」と時折振り返っていますが・・。「誰にも見せたくない自分の深部」をどう扱うか、考えどころですね。

 朝井リョウ『星やどりの声』
   家族を思う人たちの切なくて温かいお話ですね。言葉にする前に相手の思っていることを感じ取ったり、あえてその話題にしないようにする優しさだったり、みんなそれぞれに個性があるけど、みんなあったかい。切ないけど心があたたかくなる物語でね。朝井リョウさんは「心の闇」にかかわる作品が多いのですが、彼の別の面を表現していると感じました。