札幌を拠点に活動する俳優で演出家の金田一仁志さんが、腹話術日本一を決める「F-1腹話術グランプリ」2026年大会のファイナリスト部門で初優勝しました。鳥

 

 2022年から始まったこの大会は、今大会で終了。最後の舞台で念願を果たした金田一さんは「これからも腹話術を続け、たくさんの人を笑顔にしたい」と話しています。キューン
 

 「F-1腹話術グランプリ」はプロの腹話術師の輩出を目的に、神戸在住の腹話術師やないあつ子さんが事務局を立ち上げ、日本で初めて開催。数多くの参加者が技を競い合ってきましたが、エントリー数の減少を理由に今大会で幕を下ろしました。ニコ
 

 誰でもエントリーができる「エンターテイメント部門」と、過去大会で決勝に残った人だけが参加できる「ファイナリスト部門」の2部門あり、金田一さんが出場したファイナリスト部門には全国から13人が参加。審査員5人が台本の面白さや表現力、独創性の有無、ショーをしたらお金を取れるレベルかどうかなどを250点満点で審査。金田一さんは236点で優勝しました。審査員でもある主催者やないさんは「演技力、脚本の力、表情など全てのバランスが非常に良かった」と評価します。ニコニコ
 

 金田一さんはこの大会に初回から参加。毎回新作で挑み、これまでに制作した人形は15体になるとのこと。今回はこれまでで最も小さな人形「羊のメイメイちゃん」で参加。金田一さんが演じる締め切りに追われるミステリー作家と、メイメイちゃんのドタバタな掛け合いを披露しました。作家が苦労して書き上げた原稿をメイメイちゃんが食べてしまうシーンでは会場から笑いが起こったそうです。飛び出すハート
 

 金田一さんが腹話術を始めたのは2019年、叔父から「俺の形見として趣味の腹話術の人形をもらってくれ」と人形を譲り受けたのがきっかけとのこと。札幌の腹話術愛好会「腹笑(ふくしょう)会」に入会し、本格的に学び始めました。ニコニコ
 

 「腹話術は、演技力や表現力、台本を書く力など演劇に必要な要素が詰まっている。本業の演出・俳優業にも生きている」「次の目標は腹話術師を北海道に集めてワークショップやショーをやることかな」と金田一さんはインタビューで話しています。音譜赤ワイン