ネットに次の記事が載っていました。紹介します。![]()
“週末の夜、映画館へ足を運ぶ代わりに自宅で動画配信サービスの膨大な作品リストを指先でたどる―。そんな私たちの日常の変化が今、100年の歴史を持つ「映画の都」ハリウッドを根底から揺るがしています。昨年末から、業界を激震させた名門ワーナー・ブラザース・ディスカバリーを巡る買収劇は、その象徴的な出来事でした。(中略)
映画産業を支えてきた世界の劇場興行収入は新型コロナ禍で激減し、2025年実績でも約275億ドルにとどまりました。対照的に配信最大手ネットフリックスの同年通期売上高は約452億ドル。1社の売上高が、全世界の興行収入を上回ったのです。(中略)
配信勢力の台頭で「映画館」の優位が失われる中、パラマント・スカイダンスとワーナー・ブラザースが統合しました。巨大映画制作会社を形成し、IT系の大資本に対抗できる規模と交渉力を確保する狙いがありました。映画界の主役の座を死守する「最後の賭け」と言えます。
ただ、規模を拡大してもハリウッドは深刻な矛盾を抱えたままです。劇場網を維持するには、観客に映画館へ足を運んでもらえるような、迫力ある音響や映像設備を生かせる「大作」を作り続けるしかありません。すると1本当たりの製作・宣伝費は数億ドル規模に膨らみ、興行的な失敗は許されなくなります。結果として無難なヒット作の続編やリメーク、人気キャラクター作品に依存し、新たな映画ファンを育てる実験的作品は脇に押しやられます。劇場を守るために大作を作り続け、そのために巨額の資金調達に奔走する「自縄自縛」のわなに陥っているのです。(中略)
日本映画界の立ち位置はどう変化したのでしょうか。日本の劇場興行収入は2025年に約2744億円と過去最高を更新。米国、中国に次ぐ市場規模です。邦画の公開本数も年間600本を超え、産業の厚みは世界屈指と言えます。
課題は、実写映画を中心に国内市場への依存が強いこと。世界を相手に製作する韓国のような体制は不十分です。それでも2023年末に北米で日本映画(実写)の興行収入記録を塗り替えた「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」など、海外で成功を収める作品は増えています。ハリウッドの再編は、世界市場へ作品を送り出す「仕組み」を再設計する好機となるはずです。”![]()
映画好きの私達の世代にとって、週末に映画館で過ごすことが一つの楽しみでした。
それが「映画館へ足を運ぶ代わりに自宅で動画配信サービスの膨大な作品リストを指先でたどる日常の変化」には、少し違和感を覚えます。![]()
でも、世界の映画界の変化にそれなりに「付き合う」?のも必要になってきているのかもしれませんが・・。![]()