私は以前、仕事で北海道・帯広市に住んでいたことがあります。その帯広から25Km以上離れたところに上美生(かみびせい)地区というところがあります。私はメムロスキー場に行ったとき何度か通りました。![]()
先日、旅行で釧路、帯広方面に行ったとき上美生(かみびせい)地区を通りました。人口減少が進むこの地域に、住民有志が運営する店がありました。「みんなのお店KAMIBI」です。お菓子や飲み物を買おうと思って立ち寄りました。![]()
その時、聞いた話しによると・・![]()
“開業は2018年。きっかけは地区唯一のスーパーの閉店だった。地域の衰退に危機感を抱いた有志がNPO法人「上美生」を設立。スーパーの店舗跡に食料品や日用雑貨を販売する店を開いた。「地域にはお年寄りもいる。このままでは買い物ができない人が出ると思った」”とのこと。![]()
店の一角には交流スペースもあります。親の迎えを待つ子どもや、謝恩会の相談で集まる保護者など、住民が気軽に立ち寄る場になっているそうです。私が買物をしたときのお店の方の対応はとても親切でした。![]()
当初は「うまくいくわけがない」「1年ももたない」という声もあったそうです。それでも知恵を絞り、飲食と交流を楽しむ月1回の催し「居酒屋カミビ」を開くなど、売り上げや寄付を増やす努力を続け、事業は3年目に黒字化したとのこと。![]()
小売りだけではありません。店舗隣では農協から委託を受けてガソリンスタンドを運営。公共交通がないこの地区で、講習を受けた運転手が町内を格安で送迎する地域交通「KAMI便」も運行しているそうです。丁度いい機会なので私もガソリンをいれました。![]()
NPO法人「上美生」が目指すのは「地域の課題解決に自分たちで取り組み、住み続けたいと思える地域にする」とのこと![]()
いま、「人口減少が進む地域をどうするか」は全国的な課題になっています。
特に、北海道は全国でも速いペースで人口が減っているとされています。減少を止めることは困難でも、地域で支え合い、その速度を少しでも緩めることはできます。「上美生の活動」はそんな可能性を示していると言えます。![]()
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「みんなのお店KAMIBI」



「居酒屋カミビ」

ファットバイクに乗る子どもたち