小説を書こうと思います。
オリジナルです。
登場人物は、『天使』、『アルベール』、『クロード』
がメインです。
全11話構成の予定です。
タイトルはひとつひとつだと意味分かりませんが、
11話全てが終わってからタイトルを全てつなげると
ひとつの文章になります。
それでは一話をどうぞ!
ある日舞い降りた天使は笑顔で僕にある事を言った。
「僕の為に、君を捨ててみない?
きっと、楽しいよ。そう、きっと…」
ああ、僕は、どうすれば良いのだろう…。
僕の名は、アルベール・ミシェル。
フランス生まれで、弟との二人暮らしだ。
弟の名はクロード・ミシェル。
今は二人、日本にいる。
「ねぇ、アルベール。なにか、感じない?」
「何かってなんだい?クロード。」
僕はアルベールの言いたい事がいまいち分からず、
そう尋ねた。
「なにかって…そうだな。何か良く解んないけど…」
「なんだよっ!それ…。」
僕は笑いをこらえられなかったが、
クロードが思い詰めた表情のままだったので笑うのをやめた。
「なんだよ。クロード。」
「なにも…感じないのか?アルベール。
僕らは、…僕らの親は…」
「そのことをもう言うなって、何年も前に言ったろう!
そんな事も出来ないのかクロード!」
僕はついかっとなって怒鳴った。
僕らの親は、堕天使とカミサマだった。
ある日、堕天した母が、神に言った。
『私を助けて下さいまし。私は…私は…
神、貴方に恋をしてしまったのです…』
その言葉に、酷い自惚れ屋だった父は、
『そうか…ならば、堕天使のまま私と子を作ろう。
そして人間界にすもう。
あそこなら、他の神や天使には見つかりまい。』
と言って、人間界で子供を作った。
僕が13になった時、あることが起きた。
堕天した母を人間界に連れていき、
子供を作った罪として、母と父は処刑された。
僕 達 の 目 の 前 で 。
僕は、それを受け入れた。
父と母はそうなるなりの事をしたのだ。
これはしょうがない事なのだ、と。
でも、まだ11歳のクロードには、
何もしていないであろう父と母が
ただ僕らの目の前で殺されたしか思えないのだ。
クロードの矛先は他でもない僕だった。
「なんで…なんでパパとママを殺させたの!
何でアルベールが止めてくれなかったの!!
アルベール、アルベー…ル…。」
僕は必死に説明した。
そしてその壁をクロードが
乗り越えたのは、13のときだった。
そしてそれから暫く、5年もの間、
父と母の出身地からは、何の連絡もなかった。
それが今、クロードが何かを感じ取っている。
僕らには神と天使の血が流れているのだから、
当然、それなりの魔力がある。
普段は、僕は右耳、クロードは左耳に付けている
ピアスで力を制御している。
その状態でも感じ取れるだなんて、そんなー。
「…!クロード!伏せて!」
僕の言葉に素早く反応したクロードが、
ばっと床に伏せる。
バリーン。
窓を思い切り割って、ある物が入って来た。
「やぁ、アルベール。クロード。
久し振り。覚えているかい?僕は…。天使。
君たちを救済しに来た。…と言えば聞こえは良い。
でもね、事実は違う。」
天使はひと呼吸置いて、僕らに言った。
「僕の為に、君を捨ててみない?
きっと、楽しいよ。そう、きっと…。」
天使は悪魔の様な事を、僕らに語りかけて来た。
「…ぇせ、ゃめろ…」
「…クロード?」
「やめろ、来るな、かえせ…
かえせ、かえせ、かえせっ!!!!!」
「クロード!!!」
僕の声を聞いたクロードは寸での所で
天使の喉もとに飛びかかりそうになるのを押さえた。
「アル…ベール。」
「ふふっ…。良い子良い子…。
そうそう、無難にね…。」
天使は微笑んだ。
「なにを…しに来たの今更…」
僕はゆっくり尋ねた。
「なにを…?良い問いとは、お世辞にも言えないな。
言ったじゃいか。救済だよ。」
「救済なんて、お前らに出来る訳ないだろうが!」
「へぇ~。僕は天使だよ。
その気になれば悪魔にもなれる。
クロード、君はアルベールより賢いね。
…で、どうする?どちらかが自分を捨てれば、
君たちの魔力を消して、人間にしてあげる。
僕らとの関わりを、絶てるんだよ?」
僕らは、息をのんだ。魅力的な話だ。でもー。
「んなの、受けられる訳ネェだろ!」
クロードは言った。
「分かった。じゃあ、死んでもらおうかな?」
僕らと天使の戦いが、こうして幕を開けた。
オリジナルです。
登場人物は、『天使』、『アルベール』、『クロード』
がメインです。
全11話構成の予定です。
タイトルはひとつひとつだと意味分かりませんが、
11話全てが終わってからタイトルを全てつなげると
ひとつの文章になります。
それでは一話をどうぞ!
ある日舞い降りた天使は笑顔で僕にある事を言った。
「僕の為に、君を捨ててみない?
きっと、楽しいよ。そう、きっと…」
ああ、僕は、どうすれば良いのだろう…。
僕の名は、アルベール・ミシェル。
フランス生まれで、弟との二人暮らしだ。
弟の名はクロード・ミシェル。
今は二人、日本にいる。
「ねぇ、アルベール。なにか、感じない?」
「何かってなんだい?クロード。」
僕はアルベールの言いたい事がいまいち分からず、
そう尋ねた。
「なにかって…そうだな。何か良く解んないけど…」
「なんだよっ!それ…。」
僕は笑いをこらえられなかったが、
クロードが思い詰めた表情のままだったので笑うのをやめた。
「なんだよ。クロード。」
「なにも…感じないのか?アルベール。
僕らは、…僕らの親は…」
「そのことをもう言うなって、何年も前に言ったろう!
そんな事も出来ないのかクロード!」
僕はついかっとなって怒鳴った。
僕らの親は、堕天使とカミサマだった。
ある日、堕天した母が、神に言った。
『私を助けて下さいまし。私は…私は…
神、貴方に恋をしてしまったのです…』
その言葉に、酷い自惚れ屋だった父は、
『そうか…ならば、堕天使のまま私と子を作ろう。
そして人間界にすもう。
あそこなら、他の神や天使には見つかりまい。』
と言って、人間界で子供を作った。
僕が13になった時、あることが起きた。
堕天した母を人間界に連れていき、
子供を作った罪として、母と父は処刑された。
僕 達 の 目 の 前 で 。
僕は、それを受け入れた。
父と母はそうなるなりの事をしたのだ。
これはしょうがない事なのだ、と。
でも、まだ11歳のクロードには、
何もしていないであろう父と母が
ただ僕らの目の前で殺されたしか思えないのだ。
クロードの矛先は他でもない僕だった。
「なんで…なんでパパとママを殺させたの!
何でアルベールが止めてくれなかったの!!
アルベール、アルベー…ル…。」
僕は必死に説明した。
そしてその壁をクロードが
乗り越えたのは、13のときだった。
そしてそれから暫く、5年もの間、
父と母の出身地からは、何の連絡もなかった。
それが今、クロードが何かを感じ取っている。
僕らには神と天使の血が流れているのだから、
当然、それなりの魔力がある。
普段は、僕は右耳、クロードは左耳に付けている
ピアスで力を制御している。
その状態でも感じ取れるだなんて、そんなー。
「…!クロード!伏せて!」
僕の言葉に素早く反応したクロードが、
ばっと床に伏せる。
バリーン。
窓を思い切り割って、ある物が入って来た。
「やぁ、アルベール。クロード。
久し振り。覚えているかい?僕は…。天使。
君たちを救済しに来た。…と言えば聞こえは良い。
でもね、事実は違う。」
天使はひと呼吸置いて、僕らに言った。
「僕の為に、君を捨ててみない?
きっと、楽しいよ。そう、きっと…。」
天使は悪魔の様な事を、僕らに語りかけて来た。
「…ぇせ、ゃめろ…」
「…クロード?」
「やめろ、来るな、かえせ…
かえせ、かえせ、かえせっ!!!!!」
「クロード!!!」
僕の声を聞いたクロードは寸での所で
天使の喉もとに飛びかかりそうになるのを押さえた。
「アル…ベール。」
「ふふっ…。良い子良い子…。
そうそう、無難にね…。」
天使は微笑んだ。
「なにを…しに来たの今更…」
僕はゆっくり尋ねた。
「なにを…?良い問いとは、お世辞にも言えないな。
言ったじゃいか。救済だよ。」
「救済なんて、お前らに出来る訳ないだろうが!」
「へぇ~。僕は天使だよ。
その気になれば悪魔にもなれる。
クロード、君はアルベールより賢いね。
…で、どうする?どちらかが自分を捨てれば、
君たちの魔力を消して、人間にしてあげる。
僕らとの関わりを、絶てるんだよ?」
僕らは、息をのんだ。魅力的な話だ。でもー。
「んなの、受けられる訳ネェだろ!」
クロードは言った。
「分かった。じゃあ、死んでもらおうかな?」
僕らと天使の戦いが、こうして幕を開けた。