昨日は、母の６６回目の誕生日でした。
（しし座の女が周りに多いな．．．
父は仕事で不在でしたので、
私と娘２人とで、女だらけでお祝いをしました。
家じゃなく、
落ち着いた空間で食べるとゆっくり話もできるので、
あと、お酒も入ると話しやすいので（笑）
聞いてみたかったことを聞いてみようと思っていました。
ご飯があらかた済んで、
娘2人が一緒にトイレに立った隙に、
母に聞いてみました。
「お母さん。６５年間幸せやった？」って。
私から見た母は、
なんだかぼんやりと不幸そうでした。
苦労話をよく聞かされました。
なりたかった職業には父親の反対でなれず、
結婚も反対されて両親と数年間不仲になり、
周りに頼る人もいない環境で子供を産み育て、
父は仕事人間で家事育児は一切手伝わず、
そんな中、若くして大病を患い寝たきり同然になり、
子育てに専念するために自分は遊ぶのを我慢して、
オシャレや、友人との旅行もできなかったと、
なんとなく不幸そうな話をたくさん聞かされてきました。
そして今、また、病気になっている。
たいした症状はないけれど、
なんだかすっきりしない身体。
だけど、母の答えは、
「そうやなぁ。なんだかんだ、幸せやったなぁ」
でした。
．．．
なんなんよ。
助けなきゃって思ってた私、
あほみたいやんか(´＿｀｡）
「今は？」って聞きました。
そしたら、「なんだかんだ、幸せやろうなぁ」って。
病気を持っていても母は変わらずに生活をしているし、
なんだったら、近所のおじいちゃんおばあちゃんのお世話をせっせと焼いているのね。（民生委員なもので
私の娘たちを旅行に連れて行ったりを、母が率先してやっているのね。（こないだは海と温泉。次はディズニーオンアイス。８月は一緒に富士山見に行くの
『病気になっても、病人になるな』
今の母はまさに、
ぢんさんのこの言葉を、地で行ってるのだなぁと思います。
最近の私の記事に、
「私は精神病です。精神病患者はそんな風に幸せになんて考えられない。あなたに精神病患者の苦しさがわかるんですか」
とコメントをいただきました。
うん。
わたしも、そうだったのよ。
一番調子が悪かったのは、２０～２１歳くらいだろうか。
誰にも言えずに、薬を飲んでたな。
身体に傷も作っていた。（友人数人は気づいてた
自律神経失調症
うつ状態
パニック障害
いろんなところを受診して、
いろんな病名をもらった。
薬を飲んで楽になって、
恋人が出来てさらに楽になった。
恋人と楽しく遊んでいるうちに服薬はいらなくなったんだけど、（ほんとに、楽しいことって大事だ
２３歳の時にぶり返して、強制終了がかかった。
新卒で入職した精神科の病院を１年と少しで退職して、
半年くらい引きこもった。
あーーー、まぁ、こういうことを書くと、
「私の方がひどいんです！」
「私はあなたほど症状が軽くないんです！」
ってかわいそうアピールしてくる人もいるのもわかっちゃいるんだけど(￣▽￣)
まぁ私のブログなので好きに書きます。
不幸な目に遭うのはいいけど 不幸な人 にはなるな。
愛されないことはいいけど 愛されない人 にはなるな。
（ぢんさんの本文より）
そう。
病気になったからって、それを、自分の「すべて」にしなくていい。
確かに、病気なのかもしれない。
でも、「病人」にならなくていい。
最近の母を見ていて、特にそう思った。
他人も一緒ね。
子どもが病気になったからって、それをその子の「すべて」にしなくていい。
親が病気になったからって、それをその人の「すべて」にしなくていい。
それをその人の「すべて」にして、
「かわいそうな人」にしなくていい。
『病気』の部分を、
自分の思うネガティブな言葉に置き換えて考えると、いいかもしれないね。
で、今になって、
クリニックで働いてると分かるんだけどね、
病院って、
病名をつけないといけないのよ（笑）（色んな関係でね
だからね、
病名なんてたいした意味ないと、私は思ってる。
同じ病名でも、症状なんて千差万別。
苦しさも千差万別。
感じることもみんな違う。
ただ、病名を聞いて自分が安心するんだったら、
真に受けたらいいと思うのです。
（実際、「病名が分かって安心しました」とおっしゃる方も多いし、それも分かる。
で、まぁ。
「そうやって考えられたら悩んでないわ」という気持ちも分かるのですけどね。
でも、「そう考えてみて」って、
言うしかないの。
では。
今日は、二条まりあの
最終日に行ってまいります♡♡♡
麗しい美女の皆様、後ほどー♪
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