ユニクロの服
世界へ拡散していくユニクロでおなじみの株式会社ファーストリテイリングが、過去最高の売上1兆6500億円というからすでに大企業と言えます。
国内店舗数は約850店、中国、韓国、台湾など海外店舗も約710店。
私も元々ファッション関係の仕事をしていたので、1990年は中国の縫製工場の資本を55%買い取るという商談で、初めて中国に行きました。
丁度、中国の鄧小平の指導で行われた改革開放は、経済特区で外資を導入することが目的でした。
鄧小平は「先に富めるものから富めよ」の先富論でその影響は他に波及するとの考え方でした。
その中国訪問の折、元官僚の人(通訳兼)が色んな工場を案内していただいた時に、その日は日曜日ということもあって、一つの工場は休みだったのですが、生産中の商品のタグがユニクロだったのです。
私は、すぐにユニクロの商品はわかったのですが、同伴した弟は知りませんでした。
そのころは、まだ駆け出し商品で、世の中に認知はされていません。
ユニクロ商品については、私は限定的なものしか買ったことがありません。
ファストファッションとしてはいますが、常に新素材の開発をして『ヒートテック』や『エアリズム』のように機能性を追求した商品でマーケットを創りだしています。
これは先を見越した戦略と捉えて、とてもよい経営だと感心します。
同じ業種で、みなさんご存じの米カジュアル衣料ブランド「GAP」がありますがファーストリテイリングとは、反対に減収減益傾向が続き経営不振となっています。
売れそうなベーシック商品で在庫にならないような手法もいいですが、ユニクロのように、素材開発で差別化を図るようなことをしなければ、新規顧客層は獲得できないのではと思います。