雪国の越後湯沢を訪れて・駒子の愛・川端康成を読んでみて
小説「雪国」は川端康成が書いた中編小説です。1935~1937年(昭和10~12)の作品です。
主人公・島村は、「越後湯沢」の温泉街を旅して 芸者駒子に、会いました。
駒子は、島村などを愛してみても、徒労であるとは知りながら、いちずに慕い寄ってきます。彼女は瞬間の正直な気持ちに生き、悔いなど残すまいとしていますが、人を愛してしまえば、必ず、あとに残るであろう心の痛みを、そのまま表すかのような姿で、葉子という少女が彼女のかたわらにいます。生きることが無意味とも思われた戦争の時代に、まことの愛や行為の徒労にならないように、何かの証(あかし)を見つけだしたい作者の思いが書かせた作品です。越後(えちご)湯沢における実体験が素材になっています。
私は うちの新潟事務所に立ち寄り、帰り、新潟県越後湯沢に行ってきました。
冬になると、この地方は「雪国」なのですね。
小説・「雪国」には、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった 夜の底が白くなった」から始まります。
「越後湯沢」を舞台にした川端康成の小説・「雪国」、私も 昔 読みました。
今回 越後湯沢を訪れて、雪深い地方の、我々では考えられない「雪国」の苦労を、改めて知りました。
JR越後湯沢駅近くに「雪国館」があります。ここに入って「雪国」を纏めて知りました。
「川端康成」の小説・「雪国」を中心に「雪国館」は 展示してあります。
主人公の島村が知り合った「駒子」、「駒子」は芸者です。芸者は、いろいろな男性と巡り合いますが、その瞬時の恋は、真剣です。やがて流れてしまうであろう「恋」を いつまでも取っておきたい芸者の心理。
たった一人としか愛を結べないとしたら、その瞬間をどのように考え、行動したら良いのでしょうか。実る恋、実らぬ恋、最初の出会いでは分かりません。
しかし、どこかで愛や恋が実って、結ばれていくのです。「雪国」の「雪の中」で実る恋は、溶けずに春には また新しい芽が出て来るのでしょう。
「雪国館」で 駒子のことを考え、恋や愛とは何だろうと 今一度 考えたのでした。
「JR越後湯沢駅」には 現在では 新幹線が止まります。駅前には「足湯」があります。さすが 温泉地です。自由に入れます。
その他 近場に 他の「足湯」もありました。豊富な温泉が湧き出ているのです。
せっかく 温泉地に来たので 本格的温泉にも入りたくなりました。同行の「脇野真由美」こと「黒子さん」も 入りたいと申します。「入ってしまいましょうか?」
越後は 米どころ、日本酒が美味しいです。越後湯沢駅には、「ぽんしゅ館」と申すいろいろな日本酒を利き酒する名所があります。
飲兵衛が 大勢います。酔って 寝ていますね。大声で 騒いでいます。
そんな「温泉地」米どころ・日本酒の美味しいところ・「越後湯沢」を訪れた一日でした。
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