芝山はにわ道と芝山古墳群と成田空港と
成田空港から九十九里浜中央を結ぶ道路は、「芝山はにわ道」と名付けられています。「芝山はにわ道」に沿って、「はにわ(埴輪)」が ところどころに 立てられています。
「はにわ」は 古墳時代に 古墳を造営する際、土止め、或いは 副葬品として、古墳に埋められました。
その「はにわ」が、「はにわ道」に 立っていると、どうしても そちらに目が行きます。
私たちは 車のスピードを やや弱めて、窓から「はにわ」を撮影していたのですが、後続の車は、「ブーブー」とクラクションを鳴らして、怒っています。
せっかく 珍しい「はにわの道」を通っているのですから、
理解をお願い致します。
特に 地元の方は 怒らないで下さい。
道路脇に立っている「はにわ」は レプリカですが、
本物と区別がつきません。
100mおきくらいに、1~3体ほど 我々を 迎えるばかりに立っております。
我々は 車から降りて、
この「はにわ」と記念撮影です。
撮影のための車の駐車場がないので、走行する車に叱られます。
「はにわ」の傍に駐車場があれば、もっともっと 全国から人々が「はにわ」に会いに やって来ると思います。
「はにわ」を撮影しながら 車を走らせると、
「殿塚・姫塚」と書かれた案内板がありました。「行ってみましょう!」
「殿塚・姫塚」は 古墳時代、6世紀後半の造営と言われております。
双方とも、前方後円墳であります。「殿塚」は大きくて、全長88メートル、前方部幅58メートル 高さ10メートル、後円部は 径58メートル 高さ10.4メートルで、二段に造られています。
周囲の堀は 二重になっていました。
現在は 土で覆われ その跡が 分かります。
「姫塚」は、「殿塚」の妃の古墳と考えられます。
全長58.5メートル前方部 高さ5メートルです。殿塚より 一回り小さいです。
3人は、まず「姫塚」に登りました。それほど高くないのですが、古墳の上に登ると、古墳時代の人々と同じ経験をしていると、歴史を感じます。
30mほど離れた「殿塚」に行ってみましょう。
「姫」の夫の墓でしょう。「殿塚」の脇の角には、小さな「陪塚」があります。
「陪塚」には 殿塚の主の家族か家臣が 入っているものと想像出来ます。主と共に、殉職したのかどうかは 分かりません。
同行の近野愛理と岩瀬千紘は、「このように大きな古墳には初めて来ました」と やや興奮気味です。
この春 入社した時、事務所近くの「大覚寺山古墳」に行って以来です。
古墳には 埋蔵されていた「はにわ」や多くの「副葬品」があります。
それらは 近くの「芝山町の観音教寺」が保有し、展示されております。
古墳の次は お腹が空いたので、「芝山はにわ道」に沿ったレストランに入りましょう。
私と同行の新人たちの楽しみであります。
食事の後は、「空の駅」なる所がありました。
行ってみましょう。ここは 成田空港に近いです。「空の駅」なので、飛行機が展示されておりました。
その飛行機の上を 成田空港から飛び立った大きな旅客機が 飛んで行きます。
しばし 空を見上げて、首が痛くなりました。
そろそろ帰りましょう。ナビを設定すると、「成田空港」の中に入って行きました。
設定ミスでしょうか。しかし、ミスも楽しいもの。空港の厳しい警備を かいくぐって、空港の中に 入れると、「やった~!」と征服感で、嬉しくなります。
今回は、「Gゲート」から 簡単に 空港内に入れました。検問なしで入れる「穴場」でしょうか。それとも 女性二人が車に乗っていたので、不審人物に見られなかったのでしょうか。
空港に入るには 若い女性同伴に限ります。
明日から、新人たちの勝浦保養所での夏合宿です。今日は
早めに休みましょう。
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