野生の猿が高宕山にたくさん住んでいる。猿と一緒に遊んで来よう！
この日は,房総の君津市と富津市にまたがる「高宕山」に野生の猿がたくさん住んでいて、餌付けされていて、人に慣れているので、「猿と遊ぼう！」と言うことになりました。
私は、新人の村上友佳子と栗原麻未の二人を誘って、猿と遊びに出掛けましょう！
折から 新人の笠原寛治が、「僕も一緒に行きたいです」と申しましたが、栗原麻未が ガンとして、「駄目です！」と拒否致しました。
いつも ニコニコしている栗原ですが、結構 頑固です。
さて キャラバンは 舘山道路をまっしぐら、やがて 最近 開通した「圏央道」に入ります。「木更津東インター」で降りて、下道を進みます。間もなく、こちらも 新しく出来た「房総四季の蔵」と言う食事処を通過します。
我々は ここに立ち寄って、昼食を取ることに致しました。
昔風の火の見櫓が立っています。
車を止めると、「足湯」がありました。早速 浸かりましょう！
私は 靴下も履いてないので、靴を脱いで すぐ 足を漬けました。湯は 真っ黒です。硫黄が 多く含まれているのでしょう。
村上と栗原は 足湯に浸かりません。「何で？」と聞くと、「ストッキングを履いていて 足を湯に浸けられないのです」と申します。
私が、「ストッキングを脱いだら どう？」と 言うと、村上は、「見えるから 嫌です！」と答えます。
栗原も、「見えるから入りません」と申します。
そう言えば 更衣室がありません。私だけ 足湯に浸かって 二人は お雛様です。
食事をしましょう。村上が、「最近は 寮では 肉ばかり食べているので、魚が食べたい」と申します。丁度 寿司がありました。房総の魚を 食べましょう。
二人は 欠食児童のごとく ガツガツ食べました。村上は 食べるのが早いです。飲み込むようです。ペリカンの食事です。私より かなり早いです。
「朝 あまり食べていないからです」と申します。栗原は、「食べることが 大好きです」と申します。
私より 食べるかもです。
さて 寿司では 野菜分が まるでありませんでした。少し行くと、「なごみの里 君津」と言う売店があったので、
ここで「果物」を買うことに致します。
「梨」と「りんご」がありました。
土産を含んで 大量に「梨」と「りんご」を買いました。
さて いよいよ、野生猿の餌付け成功地、国の天然記念物、「高宕山の猿生息地」である「高宕山自然動物園」に到着しました。
ここは君津市が管理運営しています。一人３００円、安いです。
園に入って いきなり「猿」が 我々に 接近して、「もしもし！」と 何かを 要求しています。
驚いた。ここは 金網の外ですよ。「何で 檻の中に猿が居なくて、外に猿がいるのですか？」。
見ると 我々の周りには ５～６匹の猿が 何かを要求しています。
受付のおじさんが、「餌を欲しがっているのです」と説明してくれました。さっそく 村上は 受付に 餌を買いに行きました。サツマイモを切ったものです。一袋１００円。
野生猿は 手を伸ばして 餌を要求しています。村上が 餌を上げました。
「きゃ！」、猿が 村上の手を掴みます。
餌を上げるコツは 手の平に 餌を載せて 与えることなのだ、そうです。そうすると 餌だけ 器用に取って 食べるのです。面白いので 私も栗原も 手の平に餌を載せて、猿に与えました。
本来の猿の檻（おり）の中には 飼われている猿が たくさんいます。
しかし 檻の外の野生猿が 我々と交流するので、外の方がずっと面白いです。
我々が 檻の中にいるのか、檻の外なのか 錯覚を起こします。
外の猿も 檻の中に 入って行くそうですが、群れが違うので すぐ 外に出るそうです。そうでないと 中の猿と喧嘩になるからなのだそうです。
檻の中の猿も 外に散歩に出るそうです。
しかし 暫くすると 檻の中に戻るそうです。中と外では、群れが違うので、中の猿は 外では つまらないのだそうです。檻の中の家族の元へ また 戻って来るのだそうです。そのように 管理のおじさんが 教えてくれました。
テレビ朝日のスタッフが 撮影の打ち合わせで ここに来ておりました。
猿の番組は 人気が出るのでしょう。
３人も 猿になって、
楽しくて、面白かった半日でした。
それでは また 事務所に戻って
仕事をします。
私たちも 檻から 出て、また 元の檻の中に戻る様子が、猿に似ていると思いました。
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