事務所を出す時の新規費用 | 西村治彦の日記

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日々の出来事を書いています。

事務所を出す時の新規費用

顧客の数を底辺とすると、底辺が広いほど その後の業務が増加して 社会保険(健康保険、厚生年金保険)の依頼、さらにその上に労務管理での顧問契約が増えてきて、経営は安定してきます。

始め ある程度 大きな都市に 事務所を構えると、うちの場合 どのくらい初期費用が掛かるでしょうか?

自宅で 一人で事務所を出す場合は 事務所を構えるための諸費用ですから コピー機 電話機 ファックス、パソコンほか あるものは利用出来ます。社労士の登録費などを考えて それほどは掛からないと思います。20万円から100万円くらいでしょうか?

 私は 40年前でしたので 当面の資本金は 7万円でした。
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自転車、出始めの計算機(カシオミニ)、かばん、電話、留守番電話など 7万円で十分でした。当面の生活費などは、別に 始めた「学習塾」で 稼ぎました。「学習塾」は 生徒が 大勢 やってきて 大儲けでした。この儲けで 切手代、印刷費などを まかない、DMを たくさん書きました。当時は DMでも 面白いように 顧客が取れたのです。だんだん 効率が悪くなり、何年か後には「1000 いち」とか 言われ 1,000枚DMを出しても 1件 問い合わせがあれば良いほうでした。その後は DMは 効率が 極端に悪くなり、私は DM作戦をやめてしまいました。

おそらく 現在でも DMは あまり効率が 良くないのでは ないのでしょうか。
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それと すでに「社労士さん」が入っている事業所にも 無差別に 出すことになるので、多くの社労士さんから「クレーム」の電話が 私の事務所に 入ってきました。中には 私の知り合いの世話になっている社労士さんの顧問先にまでDMを 送ってしまいました。送られたA事業所は「現在 ある社労士に依頼しているのだけど、顧問料が高いばかりで、なかなかやってくれないので、貴方に 契約を変えたい」と言う電話もありました。私は いろいろ お世話になっているし、私の先生として 教えて戴いているのに、顧問契約の交代など 出来ませんでした。私は その先生に 事情を話しました。先生は「貴方が やりなさい」と言われました。しかし そのようなことは 私には 出来ませんでした。
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その後 先生に聞いたのですが、「そのA事業所とは 顧問料を 値上げしたよ」と言われました。

この場合 私の取った判断は 間違っていたでしょうか? 

私も 生きるためなのだから、先生に黙って 契約を取るべきであった。② そんな事情は 誰にも 話さなければ良かった。何もなくて 波静かであったであろう。A事業所には「はいはい」言って、ノーコメントであるべきであった。③先生はA事業所の顧問料の値上げに成功したのだから、私の判断は正しかった。④ほかの社労士さんを A事業所に紹介すべきであった。⑤「その先生は立派な方ですよ」、と先生を褒めたたえて 先生との顧問契約を継続するようA事業所を 説得すべきであった。
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今まで 顧問先を獲得するために いろいろな問題が生じました。まあ どんな会社であっても「合い見積もり」を 取らされたり、他の業者に 変えられたり、どこにでも ある問題なのですが、とかく サービスや 人間関係で持っている 我々の業界は 事実を知ってしまうと、後味が 悪いものなのです。

現在では それも 仕方ないものと 思って、自分たちの反省として 業務の改善に 向けているのです。

結局は「リスクの分散」で そのようなことが 起きても 経営に影響のないように、顧客の拡大に 努めているのです。
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 自宅開業ばかりでなく ある程度 大きな都市に事務所を開設した場合、うちの場合では どのくらい経費が掛かったのか 後日 検証してみたいと 思います。

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