各種推薦入試があって、
もはや日本では「学歴」があまり重要視されなくなっている、と考えられている。
少なくとも旧帝や医学部などでは、昔ながらの競争(狂騒)っぷりが挙げられるのみ。
下手すると「学歴フィルター」などという言葉が跳梁跋扈するような始末。
そんなぬるま湯につかったような雰囲気をぶっ飛ばす話題をあげたいと思います。
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・中国
あの国では
出身大学で、全てが決まる
というほどの超・学歴社会なのです。
過去の「科挙」と似たようなシステムで、
一流大学に入学できれば、就職先だけじゃなく
その後の立身出世すら約束される、というプラチナ・チケットみたいなものです。
当然、受験生の熾烈な争いはものすごく、
直前期になれば
一日20時間以上勉強する人も普通にいるらしい。
(何時寝てるんだ?)
で、大学入試がどう進むか、だけど、
中国版共通テスト「高考」(ガオカオ)
という試験で好成績を収める必要があるが
実は中国には
大学ごとの二次試験という概念はほぼ存在してなくて
この「高考」の結果だけで進学先が決まっちゃう。
中には勉強のプレッシャーが辛過ぎてうつ病を発症する子も続出し
「こんな辛い思いはもうしたくない」
と思うせいか
中国は日本よりはるかに浪人選択率が低い、ということでも有名です。
(その点が「科挙」と違うところです。科挙では20浪~30浪すらいたというのに。)
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さて、その次(?)に紹介するのは
・アメリカ合衆国
言わずと知れた超・学歴社会です。
准学士号(短大・専門卒)年収590万円 失業率3.4%
学士卒(4大卒) 年収833万円 失業率2.5%
修士号(大学院卒) 年収995万円 失業率2.2%
博士号(大学院博士課程卒)年収1240万円 失業率1.5%
・・・というわけで、
学位によって、年収と失業率が露骨に変わってくる社会なんですね。
だからこそアメリカの学生の多くは、
一つでも自分の学位を上げようと
大学院進学を目指すケースが多いんです。
しかし、例え大学院に進学できたとしても、就活時に
「どこの大学院の何教授のゼミを何番目の成績で卒業したか?」
という席順(ハンモックナンバー)の様なものは終生付きまとってきます。
在学中も必死に勉強することになります。
プラダのバッグを持った、エルメスのスーツをまとったキラキラした学生
などという存在、向こうじゃ考えられません。
生協のTシャツに、破れかけたジーンズ
これが大学生の標準服です。
あのバラク・オバマ元大統領も
地方コミュニティ・カレッジ(短大)卒→ハーバード大学院卒
という学歴が話題になっていますが
「学歴ロンダリング」
などと揶揄してるのは日本人だけです。
彼らにとっては「最終学歴」だけが問われるのです。
なんで、そんなに実力主義なのか、というと
アメリカという国は、建国からまだ歴史が浅い。
(だから、各ビルが異常なほど権威主義的にデカい)
それゆえに階級自体が最初から存在しない
だからこそ
競争に勝って、階級を勝ち取る
つまり、
努力の末に得た学歴が、本人の社会的評価の基準になっている
、という背景があるからです。
とは言いつつも
学校への寄付金によって入学が優先されたり
大学4年で2000万円、大学院3年で1000万円という学費がかかることで、
金銭面でも実力主義な国ではあります。
あと、卒業後も猛烈に働かされます。
完全に
「UP or OUT」(昇進か、クビか。)の世界
です。
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どうです?
今の日本の
「私立付属校→有名私立大」の方が、よほど
階級社会と化している
、という気がしてきませんか?

