ウチの塾生には、

家では全く勉強しない者もいます。

保護者面談で、保護者が心配そうに私に伝えます。

「自分の部屋で、PCでゲームばかりしているんですが・・・」(東京大学理科一類合格)

「家に帰ったら、30分でもう寝ているんですが・・・」(APU(立命館アジア太平洋大学)合格)

「家ではマンガばかり読んでて、勉強している姿を見たことないんですけど・・・」(筑波大学合格)

「家に帰ったら、ご飯食べたらジャージで腹出してソファーで寝転んでるんですけど・・」(早稲田大学社会科学部合格)


最後の子なんか、大和撫子を絵にかいたような美しくも清楚な子だったこともあり、その「裏の顔」に思わず吹き出してしまいそうでしたよ。(笑)

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そりゃあ、昔ながらの大学受験生の姿(ステレオタイプですが)と比較すれば、「こんなことで難関大学合格など出来るのか?」と心配になるでしょう。

ところが、その塾生は、
「放課後に塾に来て、9~11時まで自習し、わからないところは質問して、納得したら宿題を片付けて帰る。」

このルーティーンを黙々とこなしています。

つまり、やることはやっているのです。

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私は塾生たちにこう言っています。

「100%遊びの場所と、

 100%勉強に集中する場所を作れ。」



あの変態発明家「ドクター中松氏は、自宅に「集中の部屋」と「リラックスの部屋」を作って、その場では100%それに集中し、発明のヒントが出るのを待つそうです。

受験生ともなれば、「100%遊ぶ」というのは難しいものです。

遊んでいる時にも、「ライバルたちは今この瞬間にも勉強している」だのと言った妄想が沸き起こり、集中して遊んでリフレッシュするのは難しいです。



しかし、大事なのは勉強時間ではなく、

「どれだけ集中して勉強して、頭に入っているか」が大事なのです。

集中して学び、疑問点をすべて解消していれば、たとえ30分しかやってなくとも勉強はやっているのです。

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家でダラダラと5時間勉強するなら、短時間でも塾に来て、素朴な疑問を解決して集中して課題をこなす方が効率がいいんじゃないでしょうか?

私が学生時代に体験した自習室を、現代風にアレンジした空間です。

気に入ってくれる生徒は、まるで「第二の家」のように利用しています。

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ウチの塾生の場合、家を「究極のリラックスの場所」とすることが多いです。

宿題も受験勉強も塾で片付けて、家に帰ってリラックスする。

家の外で仕事を片付けて帰るサラリーマンと、何の変りもありません。

すると、先述のような「PCゲーマー」や「眠り姫」みたいなのが現れるわけです。

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彼(女)らが一番嫌なのは、両親から「勉強しろ!」と言われることです。

理屈ではわかっていても、

「小さい頃は、生きているだけでも全肯定されていたのに、なんで15や18になったら勉強のことをがみがみ言われなきゃいけないんだ!」と思うわけです。

そういう子は、見てるとわかります。

如何に楽しそうにしていても、どこか鬱屈した感情を抱いている子は。



そういう子には、こう言ってやります。

「じゃあ、学年一位を取ったり、模試でいい成績を出して、成績表を両親にドヤ顔で見せてみろ。一発で何も言われなくなるぞ!」と。

そうなれば、もう家は小学生当時と同じく、

「自分のパラダイス」です。

そうして、「PCゲーマー」「腹出し居眠り少女」が誕生するわけですよ。

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この社会は、なんだかんだ言っても、

結果しか見ません。

「世界一」

「日本一」

「甲子園出場」

「東大合格」

「地元進学校合格」・・・・

その子たちの普段の陰の努力や悔しい思いなど、一顧だにしません。


こんな冷たい世界において、その子たちの努力を認めてくれるのは、「両親」以外に居ません。

「その両親に怒られないようになること。」

これが勉強好きになる第一歩だと思っています。