素朴な疑問「何で葉っぱは緑色に見える?」って思ったことありません?

 

 

別に葉っぱ自体が緑色を発光してるわけじゃありません。

(もしそうなら、暗いところで緑色に見えるはずですよね?)

 

というか、「植物=緑色」という暗示にかかっていませんか?

 

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みなさんは、「黒体輻射」という言葉をきいたことがあるでしょうか。

 

白い物体は、何でも反射するから白く見える

黒い物体は、何でも吸収するから黒く見える

 

とはよく言いますが、

黒体というものは、その物体の温度によって決まるある波長の色の光を放射するんです。

 

太陽放射は、約6.000k程度の黒体幅射です。

(これによって、太陽の表面温度は約6.000K程度と推測できます。)

6.000Kの輻射では、

600nm程度のところに輻射の最大値があります。

 

青い領域(400~500nm)では、若干強度が落ちます。

 

波長500~560nm→緑色

というわけで、緑色の光が強すぎるから、らしいですね。

 

 

ところが面白いことに、この緑色の光、

あちこちに反射して、

結局のところ80%以上の緑色の輻射エネルギーは、葉緑体に吸収

されるようです。

 

要は

太陽で日焼けにならないようにしてる

、ってわけですね。

 

え?「植物も日焼けするのか?」って?そりゃしますよ。

 

クルマに、ワックスかけるでしょ?

 

あのワックス、原料は「カルナバ蝋(ろう)」という、

ヤシの葉っぱからとれるロウの成分です。

 

ヤシの木も、あまりの暑さに日焼けするんです。

 

観葉植物でも

「直射日光に当たらないように」

などという注意書きを目にするでしょう?

 

というわけで、植物の葉は

太陽に特化した、

日焼けを防ぐ機能を持ち、

光合成効果を最大限にした結果、

あのように「緑色」なんですね。

 

おまけ:

海藻は褐色をしていますが、あれは水分子が赤色を吸収してしまうからなんですね。

 

主に青色を吸収して光合成をおこなう「光合成色素」を持ってるからなんです。

 

浅瀬で見る藻類は、段々と緑色になっていきます。

 

植物は、現代の姿まで進化を遂げているのがよく分かりますね。