九州大学のオンライン・オープンキャンパスを聴講してみました。

 

そして、今回は学部の紹介のみならず、明確なテーマがありました。

「学部選びのミスマッチを防ぎたい!」

この主催者の学生が、何も考えずに東京大学文科一類(≒法学部)に進学し、目標を失ってやる気も失せたところに九州大学教育学部を知り、再受験して入学したそうです。

「学部内の実情を知らずに、ただ偏差値だけで大学選びをすることの危険さを知らしめる」

これの経験者の立場から、各学部共に、「よくある誤解」「その先の進路」に重点を置いて説明してくれました。

 

そして、「現役九大生の生の声」が始まります。

 

 

・法学部の場合

「六法全書丸暗記なんてやりません!!」

 

司法試験受験生ならいざ知らず、法学部で学ぶことは

「その法律はどうやって出来たのか」

「その法律はどう社会に役立っているか」

それをメインに探求します。

 

法律の観点から、社会をより良くする手段を考えています。

 

 

・経済学部の場合

「経済学部に入ったからと言って、金儲けができるわけではありません。」

 

よく「経済学部では、お金儲けの手段を教えてる」と勘違いしてる方がいますが、違います。

経済学の知識に加え、タイミングや場所、そして人脈やコミュ力などが合わさって、初めて金儲けができるのです。

経済学とは、お金の流れを学び、その流れを円滑にすることで経済が発展する事を学びます。

(これを少し知れば、アフリカの経済が停滞する理由がわかります。援助などではどうしようもないのです。)

そして、数学が出来ると経済学は楽しいものになります。

(数学が苦手だと苦労することに・・)

 

あくまでも「経済の視点から」社会を俯瞰し、より良くする研究を行っています。

 

 

・共創学部の場合

「共創学部を出ても、資格は何も取れません。」

 

そのグローバル体験こそが、その卒業生の「最大の資格」になります。

文系・理系を横断し、幅広い知識を得ることができます。

(ここで総合大学の力が発揮できます。文系棟と理系棟の中間に共創学部棟があるのには理由があるのです。)

 

 

・文学部の場合

「文系の学問なら、何でも出来ます!」

 

古い書物を研究するだけが文学部ではありません。

語学、哲学、宗教、社会学・・・あらゆるものは繋がっています。

その中から好きなものをチョイスして掘り下げることが出来ます。

 

 

・理学部と工学部の場合

「就職希望先を選択してから、進路を決めましょう。」

 

例えば地震や台風などを学びたければ、理学部にも工学部にもその講義はあります。

ただ、

その学問を深く掘り下げたいなら理学部に。

その知識を実社会に応用する気なら工学部に。

 

もちろん、理学部も工学部も、4年後に大学院に進学する人が殆ど。

そこで進学先を変えることも可能ですが、出来れば早いうちに決めておけば無駄な時間を使う事はありません。

 

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そして、リアルに大学で大学生に会わなくてもいいメリットを見つけました。

 

・オンラインなので、ある学部の話が興味なかったら、クリックするだけで他の学部の説明に飛べる。

これは広大なキャンパスでは出来ません。

理学系棟と文系棟は1km近く離れているのですし。

 

・言いにくいことも、サブラインやチャットで聞ける。

やはり気になるのが「単位とる大変さ」、「就職先」、そして「男女比、そして出会い」

こういうのは面と向かって聞きにくいですよね。

その点、参加者皆にオープンしているところを離れて個別に相談に乗ってくれました。

 

そして、この世に無駄な学問は無いんだなぁ、と実感しました。

それは、各学部の代表として選ばれた九大生の「学問の楽しさ」「学問のおもしろさ」からも存分に伝わりました。

「もう一度大学生やりたい!」と私も感じました。

 

大学というリアルを、その場にいなくても、(いや、いないからこそ)体感できる有意義なミーティングでした。