・・・とは言っても、

「もう遅いよ。今頃になって・・・」

と、二の足を踏んでいる生徒諸君も多かろう、とは思う。

 

では、なぜ志望校を決められないのか、と考えると、

主に4つの理由が考えられる。

 

①情報が足りない

②想像できない。

③考えてない。

④自分には無理、と諦めている。

 

①は、そもそも恐れ多くて考えられない、という場合だが、

現在、その情報は、ネット社会になって、多くのところに散見されている。

大学側も、そういう情報出来るだけ発信し、皆の記憶にとどめたい、と考えている。

みんなも、手持ちのスマホで検索されるといい。

(意外な情報が転がっているものだ)

塾には、そういったHPやパンフレットが山積みになっている。

どこからでも検索可能だ。

 

じゃ、②だが、

そのそも自分が早慶や旧帝に通学しているシーンを想像できないんじゃないか、と思う。

それならば、OC(オープンキャンパス)に行ってみるといい。

リアルに大学構内を回れる。

授業も同時に受講できる。

リアルな大学生と話ができる。

学生食堂で定食やラーメンも食べられるよ。

何なら、OC以外の日にでも行ってみて構わないよ。

 

どう?

ワクワクしない?

 

③の考えていない人というのは、

中学時代まで、何も考えずに過ごしてきた人でしょう。

(ご両親に大事に育てられたことを、感謝しましょう。)

それでも、万難を排して、考えていきましょう。

あなたのご両親も、考えているんですからね。

もう遅いけれど・・・・

でも、「今これから」のあなたたちの人生は変えられる。

 

問題なのは④だ。

そもそも、なにゆえに進学校には行ったのか?

大学に行って、大きくなるためだったんじゃないですか?

 

それなのに、建前だけで「子供の身の丈に合った志望校であれば・・・」などという

建て前論で武装した、ぬるま湯につかりきった考えにおぼれてませんか?

 

そもそも、何であなた(と保護者)は、この受験という世界に入って来たのか。

親御さんは、こう考えたはずです。

「もしかしたら、ウチの子も、憧れのあの学校(大学)に行けるのかな?」

と。

 

そうであれば、今一度問いたいんです。

「本当の、本音の第Ⅰ志望校を教えてください。」

あなたにもあるんでしょう?

「心の中に秘めた、憧れの進学先」が。

「恐れ多くて口に出せない」?

 

目指すことは自由だよ。

 

そんなこと言ってちゃ、その憧れの第一志望校に、大学生の半分も入れないでしょ?

 

みんな、ぎりぎりラインを狙ってやって来るんだから。

はっきり言うと

「はぁ?何でそんなところを目指すの?バカじゃないの?!」とでも思われてるはず。

 

そういう「熱い受験」をしたくないかい?