さて、中間テストがやってきました。

 

皆さん、数学や物理を勉強していると思います。

 

一所懸命に数学の問題を解いたり、やった問題を復習したりと・・・

 

私ならそんなことしません。

 

数日前に、カードを作っているからです。

 

これをひたすら理解して暗記するだけです。

 

これならば、机に座っていなくとも勉強できます。

 

最近では、Youtubeなどの動画で勉強している人が多い、と思いますが、気を付けねばなりません

 

「デジタル健忘症」という言葉を知っているでしょうか?

 

スマートフォンなどに

情報を保存したことで安心してしまい、その情報を覚えていない

という現象です。

 

それは、このカードづくりにも現出します。

試験前日までカードを作りに精を出し、それを暗記することに失敗した例です。

 

忘れてはなりませんが、

カードは暗記するためにあるのです。

 

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私たちが暗記しようとする時に、その情報は脳内にある「海馬」に送られます。

 

ここは暗記の精度が鋭く、1GB(ギガバイト)程度の容量があります。

 

ただ、その保存期間が恐ろしく短いのです。

たった1週間で殆どを忘れてしまうほど。

 

それならば、私たちの「長期記憶」はどこに行くかと言うと、

脳の前部「前頭葉」に行きつきます。

 

この前頭葉の記憶力は凄まじく、一説によると

1クエタバイト(ギガバイトの1024^7)でも足りないくらいと言われています。

しかも、たまに思い出していれば一生忘れない、とも言われてます。

ならば、前頭葉にぶち込めばいいのでは?と言われますよね。

それには、条件があるのです。

 

①一生忘れられないほどのインパクトがある記憶

もしくは

②あまりにも大事なもんだから、何度も思い出すような記憶

 

①を作り出すのは、無理なことだ。そもそも2日経てば忘れるような情報に、そんな価値などありません。

しかし、②を偽装的に作り出すことは可能です。

何度も繰り返し復習することで、

脳が勘違いを起こして「あ~これ、大事な情報なのね。じゃ前頭葉に保存しよう。」と転送されるのです。

 

そのためには、机に座って無ければならない「ノート」にまとめることなど無理であり、

「カードに書いていつも持っていて、たまに見る」

が最強の暗記法、ということです。