高校1年、2年、3年と、段々レベルアップしていく。
それは定期テストでも変わらない。
一年生として、部活も決まり、おっかなびっくりの中で、高校生活を始めたのではないか、と想像する。
そこで、だ。
第一回目の定期テスト・一学期の中間テストで、
大・下剋上をしてみないか?!
やってることは、そんなにハイレベルな事じゃない。
範囲も、限られている。
そこで、思いっきり成績を上げて、学年トップを狙ってみることを勧めよう。
国語なんか、出題範囲も決まっている。
数学なんか展開・因数分解・実数領域と、まさに数学の基礎部分だけが詰まっている。
ここで一気に突き放して、数学を得意科目にしてしまうのだ。
ここでもたもたしていると、来るべき二次不等式や二次関数に行った時に、
取り返しがつかないほどの差が生まれてしまうのだ。
高校卒業して大学に進学する時に、そこで感じる決定的な差。
あなたは、その彼我の差を笑って受けとめられるだろうか。
大学進学しても、社会人になっても、
心の中にひっそりと住み着いて、いつまでも気が晴れない痛み。
「この学校に来なきゃよかったなぁ・・・」と、19にもなって後悔するのか?
そんな思いが、高校生活の主体になって、本当に耐えられるのか?
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東京大学に進学して、挫折を感じている学生に会った事がある。
「井の中の蛙大海を知らず」ということわざがあるが
なまじっか大海を知ってしまったせいで、大きな挫折を感じていたのだ。
「地方の旧帝国大学に進学してたら、こんな挫折を感じることもなかったのに・・・」
その時に彼の中にある苦悩はいかばかりか・・・と思う。
そこまで極端な例を持ち出さなくとも、
これは一生を決定づける最重要な戦いなのだ。
下手すると「高校入試」以上の争いになる。
「この学校に来て、本当に良かった」
と思うか
「こんな学校に、来なきゃよかった」
今こそ決断を迫られているのです。