大阪において
「公立高校の定員割れ」が増えている。
2024年度から「高校無償化」の動きが出ている。
特に「私立高校の無償化」が拍車をかけている。
なんと2026年までには、
「私立高校の全学年で無償化」を実施しようとしている。
「でも、所得制限枠があるんでしょ?」と言われそうだが。
確かに23年度までは、世帯年収910万円という制限があった。
それが2024年度からは
年収所得制限を全て撤廃し、全世帯が対象となった!
そして、このことが世に知れ渡った結果、
大阪の公立高校の倍率は、全体で1.05倍(前年度までは1.13倍)にまで低下した。
これは致し方ない。
公立でも私立でも選びたい放題という事になれば
教育委員会の監視の下で、がんじがらめの公立より
県知事の認可だけで、自由にやれる私立の方が
3年後の大学受験に有利なのではないか、とささやかれている。
私立の場合は付属校から、エスカレーター方式で大学進学できるのだから。