さっき、「入学辞退率ベスト5」などと言って、横国を多少おちゃらけて紹介しました。

 

実は、コロナウィルス感染拡大が広がり、

 

多くの国立大が、「二次試験を廃止して、センター試験で判定する」

と発表しました。

2次試験を中止あるいは実施内容に変更があったのは

横浜国立大

宇都宮大

信州大

東京外語大

 

・・・いずれもかつての国立大二期校です。

1970年代まで、国立大学は、「一期校」と「二期校」に分かれていて、

旧帝などは一期校

その他の地方国立大学は二期校

と分かれていました。

 

つまり

一期校は東大や旧帝

二期校で横浜国立大や佐賀大を受験する、と「2回のチャンス」があったのです。

 

それが「共通一次試験」(センター試験の前身)導入で無くなりました。

 

しかし、その一期校・二期校の格差は、50年経った今でも、いたるところに広がっています。

 

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しかし、二次試験を中止するとは、「二次試験で挽回するぞ!」と言う受験生の意欲をすっかり萎えさせた。

 

受験生なら「過去問研究」して、志望校を決める、という傾向があるから、そういう意味では

「本来なら、ここに来るべきじゃなかった」

という学生も、多くいるはずだ。

 

今回のコロナウィルス渦の中で

「今度は上手くやってくれよ!」

と私が願ったのは、まさにその横浜国立大学だったからだ。

 

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確かに横浜国立大学の場合、かわいそうな面もあるっちゃあありますよ。

 

2011年3月11日、東日本大震災は、3月12日から始まる後期試験の前日に起きました。

 

このとき、東北大など多くはセンター試験の成績で合否を判断すると発表しました。

 

 ところが横浜国立大学は、2次試験の実施にこだわり、開始時間を遅らせると発表しています。

 

後期試験での募集定員が多かったことも背景にはあります。

 

 結局、3月11日の夜11時くらいに試験の延期を発表しました。

 

その後は計画停電などもあって電車が時間通りに動かなかったりしました。

 

後期試験を17日に本当に実施できるのか、という話になって、

結局、センター試験で合否を決めました。

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そういうグダグダに迷走した経験があったからこそ

今回はもしもの事態を考えて、早めに対応したのでしょう。

 

しかし、この最終決定は、多くの私立大学に敵を作りました。

 

 神奈川の私立大学にとっては大迷惑です。

 

横浜国立大学は、志願者数が定員を超えていたにもかかわらず、

合格者を絞って発表。

 

結果、定員を埋められずに2次募集。

 

あまりにも無責任ですよ。

しかもこの

2次募集の合格発表は3月31日の合格発表の期限の直前でした。

 

合格者を横国に取られた私立大は慌てて追加合格を乱発しました。

 

しかし定員確保が間に合わず定員割れですよ。

 

私大にとって定員割れは死活問題です。

 

4年間にわたって欠員を抱えるわけです。

 

親方日の丸の横国にはそうした緊張感がないのでしょうかね。

 

横浜国立大学には、この混乱と定員割れを招いたことを私立大学に深く謝ってもらいたいですね。