地方の感覚だと
「おいおい、国立大学を辞退して私立大学に行くなどありえないだろ?!」
・・・となるわけなんだが、どうも関東や関西などでは事情が変わってくるのかもしれないな。
2年前に、九州大学を蹴って明治大学に行こうとした者を、必死で説得して止めたものなぁ。
特に就職などで有利になる、と踏んでいたり、何よりも都会の大学にどうしても行きたい、という気持ちもわかる。うん。
第5位・・・横浜市立大学(15.1%)
第4位・・・東京都立大学(17.8%)
第3位・・・大阪公立大学(18.7%)
公立大学の辞退者がメチャクチャ多いのが分かりますねぇ。
就職を意識して早慶・GMARCH、そして関関同立に流れてしまうんでしょうか。
第2位・・・国際教養大学(28.8%)
これは正直「意外」でした。
AIUは、「全部の授業を英語でやる」「2年次の留学がマスト」という凶悪なシステムで
もはや「難関大学」と受け止めていたんですが、入学辞退者も多いんですねぇ。
しかも、昨年(2022年)は30%以下でしたが、
それより昔だと30~45%程度だった、ととんでもない辞退率だったのでした。
秋田空港のそば、というザ・地方に行くよりも、都会の私立大に流れてるんでしょうねェ。
そして1位とくれば・・・皆さんもわかるでしょう。
第Ⅰ位・・・横浜国立大学(32.6%)
私の母校でありながら、こんなことでしか紹介されない、とは情けない。
地方の目からすると、とんでもない高倍率に感じますが
当の学生からしてみると
「第一志望で入学してきた」と言う感覚が希薄なんですよね。
「首都圏の難関国立大学の滑り止め」のような感覚なんでしょうか。
大学自体は悪くない
いや、
かなりいい大学なので(私が行ってた大学だから?)
言って損な大学ではない!、と思いますが・・・・