「来年の春は、赤門に全員集合するぞ!」
こんな掛け声で勉強合宿する予備校があった。
ただし、正門は北の方にある鉄の門(今はアルミ製のレプリカ)で、赤門は今や通用門みたいなものだ。
(あの正門は、戦争末期の昭和20年に金属供与で接収の対象だったが、接収当日に消えてしまい、戦後になって農学部の倉庫で発見されたそうだ。当然元に戻されたのだが、余りの重さに係員が泣きついたらしい。それで軽量なレプリカになった。)
赤門の周りに、少し朽ち果てた車止めのようなものがある。
思わず腰掛けそうになるが、あれも立派な「重要文化財」だ。
腰掛けたらすぐに警備員が飛んでくる。
赤門近くでタバコなんて吸ってたら・・・・
