ある かわったねずみのはなし 〜伝えていくということ〜 | ほしとたんぽぽ dandelionのブログ

ほしとたんぽぽ dandelionのブログ

毎日の生活の中で見つけた素敵な言葉やおもしろい発見、暮らしの詩や自分の創作したおはなしなどを綴っている日記です。




これは 冬になると思い出す
のねずみさん

名前は 『フレデリック』





去年の秋だったと 思うのですが 
この ミニタオルを
買い物の途中で 見つけました。


娘が 小さかったころ 
よく 読んでいた絵本の主人公
『フレデリック』

何だか 懐かしくなってしまい
その時に 購入しました…。


そして 今 私のバックの中で
 のねずみのフレデリックが 
 お昼寝しています…  


うふふ…(*´艸`*)
 



 この 主人公


のねずみとしての
生き方としては ものすごく
 不器用にも 思えるのですが

いつも 真剣だし…
一生懸命 なんです…


そこが 私は たまらなく
  愛しく 感じてしまうところ…




この のねずみさんのおはなしは




レオ=レオニ
訳 谷川俊太郎

『フレデリック』
ーある かわった のねずみの はなしー



幼稚園頃の長女と一緒に
図書館で お借りしたのが
 この 絵本との出会いでした。




冬が ちかづいてくるため
仲間である のねずみたちは
 必死に 食べ物を集め
昼も夜も
はたらいていますが


フレデリックは ただ一匹だけ
集めているものが 
みんなと 違うのです…


仲間たちが たずねると

さむくて くらい ふゆの ひの ために 
おひさまの ひかりをあつめ

ふゆは はいいろだから
いろを あつめ

ふゆは ながくて 
はなしのたねも なくなっていくから
ことばを あつめている…

フレデリックは 
そう こたえるのでした。


やがて ふゆは やってきて
食べ物も なくなり
いしがきのなかは こごえそう…


おしゃべりも する きにも 
なれない なかまたちのために

フレデリックは
今まで あつめてきた イメージや
ことばを 伝えていきます

その ことばは 
魔法のように のねずみたちの
 心を あたため…



のねずみたちの
明日を生きていく希望へと
 変えたのかも しれませんね




ふと 今 思います…



もしも フレデリックが
今の時代の ニンゲンだったとしたら
どんな風に 暮らしているのだろう



もしも ニンゲンの世界が
フレデリックみたいな
ユニークな発想の 持ち主の
たくさんの夢や 思いを
温かく 見守ってくれる
世界に なったとしたら

もっと 幸せや 感謝を感じることも
増えていくかも しれないし

もっと 楽しい 気持ちだって 
もっと 溢れてくるんじゃないかな…


そういう気が するんだよなぁ…
 
  



自分のやりたいことを
思いきり 描いて
誰かのために 頑張って
それによって
 みんなが 笑顔になれたら…


みんなが 苦しい時や悲しい時に
立ち上がる勇気に かえるような
思いを 伝えたり
前に進める きっかけに
なることができたとしたら…



きっと 今日よりも 
明日が来るのが
楽しくなってくるような
 気がします



そしたら ちょっとだけ
現実の世界だって 優しくなる




きっと そのはじまりは
ちいさな ちいさな
誰かの思いなのかも
しれない…。




・・・・・・🌱・・・・・・



あの飛梅が 開花したのですね


九州に  春を連れてきたのは 誰かな?

(⁠*⁠˘⁠︶⁠˘⁠*⁠)⁠.⁠。⁠*⁠

全力で のぞめますように…!




そういえば 昨日

ポストの中には あったかいお手紙や

楽しかった思い出や

感謝の思いとか

いっぱい 入っていて…


まるで 

春がやってきたみたいでした




それを 読むたびに

ほんわか 優しい気持ちにも 

なることができました…。



あったかい言葉

あったかい 優しさって


心に 沁みてきますよね…。



いつも 想いを 

ありがとう ございます。




誰かのはじめた 温かな行動が

きっかけとなって


『想いを 伝えてもらえるようになる』

『自分の言葉で 伝えていけるようになる』



それは 素敵なことですし

 未来への 一歩にも 

つながりますね…。







さぁ 明日は どんなことが

あるのでしょう




どうか 皆さんにとって

良い一日と なりますように…



  心より 祈っております…。