体質により蚊に刺されやすい人と
刺されにくい人がいます。
私は人一倍刺されやすい体質でなので、
困る時があるんです。
患者さんと
自宅そばの草がたくさん生えている道を
歩く訓練をしている時に、
患者さんのズボンの後ろ、
ベルト付近を握っている私の腕に蚊が
５〜6匹に止まっている時があるんです。
分かっていても追い払えない…
痒いけど…
耐えるだけ…（泣）
まぁ痒くなっても紛らわすやり方も
あるのですが…。
この「蚊に刺されやすい体質」について、
以前NHKの『ガッテン』という番組で
京都教育大附属高校の生徒が
「蚊に刺されやすい人は
足の裏の細菌の【種類が】多い人」と
説明・検証し話題となりました。
だから足の裏をアルコールで殺菌し
拭き取れば蚊が寄り付かなくなるという
内容でした。
私もエタノール
（アルコールの一種で植物由来の成分）を
自分の足の裏にスプレーし、拭き取り
実際にやってみたのですが
確かに蚊は近づいてきにくくなります。
でも効果は２時間くらいの印象です。
このエタノールを
蚊にスプレーしたこともあります。
コンチクショ〜って思いながら
蚊にエタノールをスプレーたら
どうなると思いますが？
正直、びくともしません（笑）
若干…元気になって
仲間を呼んでくる時も
あります（泣）
しかし、市販の除菌〈消臭〉スプレーを
かけると蚊に限らず
昆虫は死んでしまいます。
一般にスーパー等で販売されている
除菌消臭スプレーの裏を見てみると、
原料に「トウモロコシ由来成分」などと
書いてあるので、
以前は、エタノールに着色しただけのモノと
思っていました。
では何故市販の除菌消臭スプレーを
吹きかけると虫は死んでしまうのか？
この違いは何なのか？
それは除菌成分として入っている、
第四級アンモニウム塩、合成界面活性剤が
原因ではないかと思います。
ペットを飼っていらっしゃる方、
アレルギー性喘息、
手荒れ、
原因の分からない咳や疲れに
悩まされている方は注意した方が
良いと思います。
またこのような除菌消臭スプレーでは
食中毒の原因の一つ、
ノロウイルスなどの強力なウイルスには
効果がありません。
それは
消毒用アルコールであっても同じです。
ノロウイルスが付着した物や嘔吐物、
便などがついた衣類や布団は、
洗濯したのちに高温の乾燥機や
スチームアイロンなど使うと
効果的とされていますが、
実際にはなかなか難しいですよね。
化繊のシャツをスチームアイロンするのも、
濡れた布団の中心が渇くまで
高温の乾燥機っていうのも
無理がありますよね。
このノロウイルスには
次亜塩素酸ナトリウムが有効っていうのは
聞いたことがあると思いますが、
欠点は皮膚に対する刺激が強いことです。
こういったウイルスや細菌に対して
次亜塩素酸ナトリウムの
6倍もの殺菌力を持ち、
肌に無害なのはオゾン水です。
オゾンというと
聞きなれない言葉のように
感じるかもしれませんが、
地球温暖化問題の時に話題に出る
地球を包んでいるオゾン層のオゾンです。
現在ではさまざまな分野で活用されていて、
魚介類の養殖、植物の栽培、
ハイテク分野の加工技術に留まらず、
水や空気の殺菌もできることから
医療の分野への応用も数多くあります。
そこで私がお世話になっている
歯科医院に歯のお掃除に行った際に
オゾン水について質問しました。
歯科医師の先生は多くの歯科医院が
オゾン水を利用していると
教えてくださったので、
「歯科医院 オゾン水」でネット検索
してみたところ確かに
多くの歯科医院で殺菌・除菌目的で
オゾン水を利用していました。
オゾンの特徴として
オゾンを過剰に使用しても、
過剰分のオゾンは
酸素分子となり害にならないことが
挙げられます。
過剰分が全く無害の分子になるというのは、
オゾン以外の分子・原子にはない性質です。
反応後に酸素に戻るため残留の心配がなく、
厚生労働省からも
食品添加物に指定されています。
またオゾン水は体内に侵入しませんし、
肌に触れてもすぐに酸素に戻るため肌荒れ、
手荒れの心配がありません。
さらに
オゾン水は臭いの成分を元から壊すため
一度消した臭いが
戻ってくることはありません。
ですからアルコールアレルギーの方や
次亜塩素酸の使用を避けたい飲食店、
強い殺菌が求められる
介護施設や病院などでも
安心して使用することができます。
そんなオゾン水スプレーについて
さらに詳しくまとめてみましたので、
ご興味のある方は是非
「役立つ健康 三宅淳之」と
ネット検索してみてください。
私のワードプレスが表示されます。
