「私、ヨアソビが好きなんだけど…」


と言われると


(な、な、な、なんですって?)と

いったん驚きながら


(あぁ、アーチストのヨアソビ(YOASOBI)ね…)

と、脳内変換が忙しい


昭和の下町のオバハン、千の森と風、です。


嫁入り前の女子よ、ヨアソビはほどほどにね




千の森と風が

まだ嫁入り前だった20代の頃のお話です



ヨアソビして

酒気帯びて

23時頃


自宅があるマンション(確か12階建て)にたどり着き

エレベーターの行き先ボタンを押した時


閉まりかけたドアに

体をねじ込むように入ってきた男がおりました


私が押した階を確認した後


さらに上の階のボタンを押す男



おもむろに

私の方を振り向き一言


「お姉さん、これからお茶でもいかがですか」








またも

動く密室に閉じ込められた状況







ヤバイヤバイヤバイ




なるべく

刺激しないように

慎重に言葉を選ぶ








「か、か、か、家族が待っているので、ごめんなさい」








男は諦めてくれました…






嫁入り前の女子は


ヨアソビと深夜のエレベーターには


気を付けてね!!!






ウシロニ ダレカガ イルカモシレナイカラ