人間は永遠に霊的進化するように造られています。

 人間が自らの意志によって霊的進化の道を選択し、自分自身の責任において霊的進化の道を歩むようになっています。そのために神は人間に、自由意志を付与しました。

 人間は霊的成長のための道を選択することも、反対に霊的成長に反する道を選択することもできます。これが自由意志の法則です。


📘 シルバーバーチの霊訓12


(1)大霊は人間のすべてに一定範囲内の自由意志を授けてくださっています。あなたは操り人形ではないということです。知性があり、理性があり、判断力・決断力・反省力を有し、自分の意見を主張し、人生体験によって叡智を身につけていくことができます。


(2)知識には責任が伴うというのが私の一貫したテーマです。知識による恩恵を受けたからには、今度はそれをいかに生かすかという責任が必ず生じます。


(3)あなたがもし霊的真理についての知識を手にしながらそれに適った生き方をすることができなければ、それ相応の代償を払わねばなりません。〝知らなかった〟という言い訳は許されないからです。知識は自動的に責任をもたらします。


(4)ものごとは善にもなり悪にもなります。そこにあなたの選択権、自由意志、決断力、判断力を使用する要素があるわけです。それは大霊があなたに与えた神性の一つです。言い変えれば、あなたは神の操り人形ではないということです。

 (5)自由意志は神からの授かりものです。しかしその使い道を誤るとそれなりの償いをしなければなりません。摂理にのっとった生活をすれば恩恵を刈り取ります。

(6)大霊の神性の種子が人間の一人一人に植え込まれています。内部の神性が首尾よく芽を出すかどうか、あるいはいつ芽を出すかは、各自の努力次第です。そこには自由意志というものが許されております。


🍀
 人間は本来、自由であるべきです。しかし今なお、現代社会において、身体的、精神的自由を奪われ、束縛を受けている人々が大勢います。
 全ての人が、自由を取り戻し、自らの自由意志で霊的成長への選択を選び、霊的成長の人生を歩むことができるようにならなければならないと思います。

 自由とは権利ですが自己責任という義務が生じます。自由とは何をしてもいいという自由ではなく、自分で何をなすべきか決めていかなければならないある意味とても厳しいものだと思います。


 摂理に沿った自由を選び抜ける自分でありたいものです。