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   あなたは霊界があるということを信じることができますか?

   よく死んだらあの世に行くとか言いますがあの世とはどこなのでしょう。ほとんどの人が何となくあの世の存在を感じてはいるのだと思います。だけどはっきりと教えてくれる人はなかなかいませんよね。

   40年ほど前、私が二十歳の頃、「丹波哲郎の"大霊界"死んだらどうなる」という映画がありました。内容ははっきり覚えてはいないのですが、死後の世界があんな風になってるんだと興味半分、面白半分という感じで見た気がします。霊界があると何となく意識したのはこの映画のおかげかもしれません。

   その後も色々な本を読んだりして、霊と霊界の存在は信じてはいましたが、具体的に教えてくれるものはありませんでした。

   しかしシルバーバーチの霊訓に出会い、目の前のカーテンを開けてもらったように視野が広がりスッキリとした感じになりました。


   私達人間は、死後、全員霊界に入って新しい 生活を始めるようになります。

   霊界は、本来人間にとってメインの生活場所、永遠の住処です。この地上世界は一時的、短期間の住処であり、霊界での生活のための準備場所、準備期間なのです。

   人間は霊的要素「霊の心」「霊体」と物質的要素「本能」「肉体」を合わせ持った存在です。人間の物質的要素は地上に属し、霊的要素は霊界に属しています。ということは今この時も地上に居ながらにして霊界にも属していることになるのです。


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シルバーバーチ最後の啓示p153

   あなたはその身体ではありません。その身体があなたではありません。あなたという存在は霊を携えた身体ではありません。身体をたずさえた霊なのです。本当のあなたは鏡に写っているあなたではないのです。本当のあなたは肉眼には見えないものなのです。

   その身体は、あなたが自我を表現するための機械にすぎません。あなたという霊が引っ込んで(死んで)しまえば、その機械は動かなくなります。それを皆さんは"死"と呼んでいます。これでお分りと思いますが、あなたは死んでから霊になるのではありません。こうして生きている今から立派に霊的存在であり、だから死後も生き続けるのです。


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   まずは自分が霊的存在であるということに気がつくことが大事だと思います。

   そうすれば、死が怖いものではなくなり、心配や不安が減り平穏な心で過ごせると思います。贅沢な物や余分なお金を求めるために時間を費やし心身をすり減らすことがもったいないと気がつくと思います。他の人を霊的同胞としてみることができるようになると思います。

   この地上世界も霊界の一部なんですね。あの世とかこの世とか分けて考えない方がいいのかもしれません。なかなか理解するのは難しいことですが、霊界について知っていることはとてもありがたいことです。

   この知識をより多くの人へ。