おはようございます。昨日は筋トレへの送迎、誠にありがとうございました。夕方6時でもこの明るさ。明日が夏至と言うのも頷けます。
1年生に大会の応援や練習試合の様子を聞くと、「(3年生は)パワーや走塁技術が全然違う」、「(応援は)めっちゃ楽しい」、「(練習試合は)ワクワクするけど緊張する」とのこと。カワイイですね。
- 上級生の試合を観戦して学ぶ
- 自分が主役体験をする
さて、それにしても圧倒的な実戦経験の多さ。一昨日までに180試合。1年生でさえゴールデンウイークからすでに27試合。かなり経験を積めています。
週末の狭山西武戦でも小野代表(元巨人、西武投手)は「中学生は試合をしないと上手くならない」と言ってましたが、同感。観察力や判断力など「考える力」が伸びる中学生の年代は、
- 実戦の多さが物を言う
様に感じます。
参考までに、卒業生は高校や大学でキャプテンや主軸として活躍する選手が多いのですが、理由の一つは、リーダーシップ力。
見たことを声やジェスチャーで仲間に伝達。チームを同じ方向に導ける能力を徹底的に鍛えているからだと思います。
6月17日~18日の試合結果(13戦9勝2敗2分)
ところで、高崎中央ボーイズの選手は全学年、毎週の様に関東大会で揉まれている感じですが、遠方から来てもらうにはチームに魅力があることが大切。「また行きたい!」と思ってもらえないと、強豪チームとの練習試合は成立しません。
6月18までの全学年の試合数
県外チームとの切磋琢磨は70%超
昨日のトレーニング時に、「2年生の試合で9失点の内、投手の自責は2点」、「エラーが多い(自分の事ができない)と信頼を得られない」と話しましたが、野球を通じて、
- 自分の努力がチームの役に立つ
- どんどん大事な仕事を任せてもらえる様になる
マズローの欲求五段階説
「なりたい自分になる」には「承認欲求を満たす」ことが大切
余談ですが、1年生の投手に「体重は何キロ?」と聞くと、40キロ、38キロ...。入団時より2キロ増えているので良しとしますが、中学年代で最も伸びる能力は、
- 考える力と体力
となり、全項目ともほぼ互角。
また、中2と中3の1年後、2年後を見ると、
塁間走:2年4.64秒→4.32秒(-0.32)、3年4.56秒→4.07秒(‐0.49)
遠投力:2年63.4m→70.2m(+6.8) 3年59.7m→82m(+22)
打球速:2年107キロ→121キロ(+14)、3年107キロ→132キロ(+24)
となっており、かなり成長できています。
と言うことは、今年の3年生同様、東日本大会出場、春季全国大会出場など上位大会に進出(夏季全国大会やジャイアンツカップはこれから)。
野球を武器に高校進学。さらに、野球での主役体験を通じて社会のリーダーに育って行けると感じます。
高崎中央ボーイズ監督
読売巨人軍野球振興部部長
日本ソフトボール協会理事(普及担当)
大東文化大学外部評価委員(令和8年まで) ※以上現職
元中学硬式野球日本代表監督・コーチ(ボーイズ3回、フル代表2回)
元群馬県公立高校教諭
元巨人軍通訳、トレーニングコーチ、ジャイアンツアカデミー校長
元NATA公認アスレチックトレーナー(米国)
元NASC公認ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(米国)
元大学非常勤講師(群馬大14年、東京学芸大2年、横浜国立大2年、国士舘大6年)
<資格>
U12&15 BFJ公認野球指導者資格
ジュニアランニング指導員(日本ランニング振興機構)
小中高1種免許取得(中高は保健体育、英語)
英検準1級、TOEIC905点
教育学学士・修士(東京学芸大学、東京学芸大学大学院)
スポーツ科学修士(米国スポーツアカデミー)