おはようございます。昨日は筋トレへの送迎、誠にありがとうございました。1年生も45秒間でしっかり22回トレーニングできる選手が増えてきたように思います。
また、昨日は理学療法士の先生が見学に来ました。元高校球児で中学生のトレーニングに興味深々。私は「中学のチームにトレーナーとトレーニングコーチが居ればもっと良いチームを作れる」と説明しました。
終礼時、中学生に“理学療法士”ってどんな仕事をしている人?と質問すると、
- リハビリをしてくれる先生
さて、昨夜は青藍泰斗高の石川監督から連絡をもらったのですが、今朝の新聞を見ると関東大会出場を決めています。誠におめでとうございます。
ところで、石川監督の現役時代の恩師は岡田彰布氏。昨日のニュースで「来季阪神監督に内定」と報じられていたので、今後、青藍泰斗-阪神のルートは太くなるように感じます。
それにしても2021年4月の就任以降たった1年半で「春秋連続関東大会出場」を決めるのですから、
- 指導力がある
また、お隣埼玉県の結果を見ると、名門浦和学院を破って昌平高校が優勝。
昌平高校と言うとサッカーの強豪というイメージですが、野球も強豪の仲間入り。
秋季大会のメンバーを見ると、“名門”と呼ばれるチームだけでも、東北楽天リトルシニア、取手リトルシニア、京葉ボーイズ、東京城南ボーイズ、江戸川中央リトルシニア、東練馬リトルシニア・・・。かなり進学しています。
そこで、どんな方が指導しているのか調べると、黒坂監督はシダックス時代の野村克也監督の教え子。座右の銘は、
- 財を遺すは下、仕事を遺すは中、人を遺すを上とす
加えて、高校の偏差値と大学進学実績はかなり魅力的。
群馬県の私立高校と比較すると、東農大二高が東大をはじめとする国公立大学に100人以上の合格者を出していますが、ほぼ互角という感じがします。
さらに、野球部のスタッフを見ると、ちゃんと
- フィジカルトレーナー(トレーニングコーチ)
- トレーナー(理学療法士)
が在籍。
有能な指導者にトレーニングコーチ、理学療法士・・・。結果が出る理由が分かります。
余談ですが、私が高校の教員を辞めてまでアメリカの大学院に留学したのもスポーツ医学を学ぶため。実際には大学院修了に加え、トレーナーとトレーニングコーチの資格を取得して帰国したのですが、それが1990年代はじめ。やっと30年後に
- トレーナーとトレーニングコーチの重要性が分かる高校が出てきた
- しかも「勝つ」という結果に結びついている
- 強いため、選手を大学やプロに送り込めるようになってきた
倉俣徹
高崎中央ボーイズ監督
元中学硬式野球日本代表監督・コーチ(ボーイズ3回、フル代表1回)
元群馬県公立高校教諭
元巨人軍通訳、トレーニングコーチ
元ジャイアンツアカデミーヘッドコーチ、校長
元全米公認(NATA)アスレチックトレーナー
日本ソフトボール協会理事(普及担当)
小中高教員免許取得(中高は保健体育、英語)、TOEIC905点
教育学(運動学)修士(東京学芸大学大学院)
スポーツ科学(スポーツ医学)修士(米国スポーツアカデミー)