おはようございます。週末は30度を超え蒸し暑さも“真夏並み”でしたが、野球へのお付き合い誠にありがとうございました。

 

各学年ともしっかり交流できました。これもグラウンドを提供してくれる高校の先生方のお陰。中学生の成長に理解を頂き誠にありがとうございます。

 

 

さて、その成長。2年生は東日本選抜大会群馬県予選の準決勝、決勝が行われ優勝。1年生大会に続き2回目の県大会制覇となりました。選手、保護者の皆様、誠におめでとうございました。

 

 

また、今大会では県内外の強豪チームの先生方にも視察頂け、「体がデカい」、「足が速い」、「打球判断が素晴らしい」、「2年生のこの時期にこれだけ仕上がっているのは凄い」など高評価を頂きました。

 

10月8日(福島県)から始まる本戦までにさらに成長して東日本ブロックの代表チームと交流できればと思います。

 

ところで、野球の魅力の一つは、

  • 色々な地域を訪ねられること
「福島は初めて」という中学生も多いと思いますが、行ったことがないとイメージが湧きません。
 
例えば東日本大震災後、「狭いスペースでも野球をやりたい」との思いで生まれた競技が
  • キャッチボールクラシック

2021年12月 キャッチボールクラシック全国大会にオンライン参加(プロ野球選手会主催)

 

高崎中央ボーイズは昨年初参戦して全国優勝(2分間で138回)しましたが、キャッチボールクラシックの由来が分かれば、社会性だけでなく人間性の向上にも繋がるはずです。

 

余談ですが、数日前のコラムに、「仙台育英が初優勝を遂げた意味のデカさ」が紹介されていました。


内容は、

  • (東北が勝てなかった理由は)地域差ではなく階級差
  • 戦後、野球は学業優秀か裕福な家庭の子がやるスポーツだった
  • 優秀か裕福な家庭の子は東京六大学に進学
  • 帰省中、母校で野球を広めた

です。


今年は日本に野球が紹介され150年の節目。野球は東京六大学や旧制中学を通じて全国に広まった歴史が分かります。

 

 

 

群馬県でも早稲田大学に似たユニホームを着ている高校は、高崎高校、沼田高校などがすぐに思い浮かびます。

 

きっと、早稲田大学に進学した選手が帰省した際、母校の後輩に野球を教えたのがきっかけだったと思います。

 

 

 

参考までに、東京六大学は今も根強い人気で、甲子園に出場した選手でもスポーツ推薦で進学できるのはほんの一握り(早稲田、明治、法政、立教合わせて36人、慶應、東大はなし)。

 

学費、寮費、生活費など合わせて年間300万円以上かかりますが、4年間の学生生活で一生の人脈や人間関係を構築できるのは魅力的。


中学生が順調に成長。仮に将来、「俺、東京六大学に行きたい」と言うのなら、サポートする価値は十分あると思います。

 

 

 

倉俣徹

高崎中央ボーイズ監督

元中学硬式野球日本代表監督・コーチ(ボーイズ3回、フル代表1回)

元群馬県公立高校教諭

元巨人軍通訳、トレーニングコーチ

元全米公認(NATA)アスレチックトレーナー

小中高教員免許取得(中高は保健体育、英語)、TOEIC905点

教育学(運動学)修士(東京学芸大学大学院)

スポーツ科学(スポーツ医学)修士(米国スポーツアカデミー)