おはようございます。昨日は夜間練習への送迎、指導、誠にありがとうございました。週末に向けて良い調整ができたと思います。
ところで、昨日はジャイアンツアカデミーフランチャイズ校から群馬に来てくれたコーチが幼稚園を訪問。その様子が群馬テレビで紹介されました。
園児とほぼ同数の親御さんが見学、しかも、みんな動画を撮影している様子。
野球の魅力が伝われば良いですね!
群馬ベースボールアカデミーは、幼児~小学生の発育・発達に応じて
- スポーツ万能の基礎を作る
- 野球が上達する
- かけっこもクラスで一番になる
などを目的に昨年7月開校。幼稚園を併設する育英大学、高崎健康福祉大学と提携して活動しています。昨日はその一環として育英大学の付属幼稚園で野球ごっこを紹介。
将来、大谷翔平選手の様に大リーグで活躍できる選手が育つことを願っています。
さて、その将来。昨日は高校野球の組み合わせ抽選会が行われ、私の元にも速報が届きました。ちなみに、赤字は勝ち上がりチームではなく、群馬テレビの放送予定カード。
サッカーやバスケットボールなどの人気スポーツでさえ決勝戦でも放送がないのに比べると「野球は恵まれている」を実感。
それでも高校野球人口は減少の一途ですので、普及策を真剣に考えなくてはなりません。
その高校野球人口。埼玉県では17校が連合チームで出場しますが、群馬県は5校(前橋西、四つ葉、尾瀬、下仁田、嬬恋)。山間部だけでなく前橋や伊勢崎の学校も部員不足に陥っています。
さらに、万場、長野原、板倉の3校は部員不足で辞退。つまり8校(1割以上)が単独チームを組めない状況になっています。
群馬県の人口は約194万人ですが、減少率は埼玉県と同じ感じ。プロ野球も12球団すべてでチケットの売れ行きが悪いと聞きますが、いよいよ野球離れが本格化・・・。
- 地方からも将来のスーパースターを育てる
が最も重要な普及策の一つ。「あいつ、すげえ❗️」という選手を次々に育成。全国津々浦々で野球人気を盛り上げないといけないですね。
ただ、部員不足は強豪校には関係ない話。
第一シードで夏の大会5連覇中の前橋育英高校メンバーの出身チームを見ると、18名中16名が中学硬式出身。おまけにトップレベルの中学生しか進学できないのですから、他校にとってはうらやましい限りです。
また、この日刊スポーツに名前の載っている選手が主力だと思いますが、
- 生方投手は前橋桜ボーイズ出身 (今秋ドラフト上位指名が期待される早稲田大学蛭間選手の出身チーム)
- 岡田啓吾主将、小田島選手(2年)は高崎中央ボーイズ出身
- 横倉選手は桐生ボーイズ出身
- 中学は硬式
- 高校は前橋育英
- その後、東京六大学や東都大学などへ進学、またはプロ指名
をイメージできているのかも知れません。
ところで、昨日の読売新聞には各県の甲子園展望が載っていました。
関東地区の優勝候補を見ると、
- 茨城:明秀日立、つくば秀英、土浦日大
- 栃木:作新学院、佐野日大、青藍泰斗
- 群馬:前橋育英、健大高崎、桐生第一、利根商
- 埼玉:浦和学院、山村学園、花咲徳栄、上尾
- 千葉:木更津総合、市立船橋、銚子商、専大松戸
- 東東京:関東一、二松学舎、帝京
- 西東京:国学院久我山、東海大菅生、日大三、創価、八王子
- 神奈川:桐光学園、桐蔭学園、東海大相模、横浜
倉俣徹
高崎中央ボーイズ監督
元中学硬式野球日本代表監督・コーチ(ボーイズ3回、フル代表1回)
元群馬県公立高校教諭
元巨人軍通訳、トレーニングコーチ
元全米公認(NATA)アスレチックトレーナー
小中高教員免許取得(中高は保健体育、英語)、TOEIC905点
教育学(運動学)修士(東京学芸大学大学院)
スポーツ科学(スポーツ医学)修士(米国スポーツアカデミー)