おはようございます。週末は野球へのお付き合い、誠にありがとうございました。2日とも夏日でしたが、昨日の高崎は全国最高の35.2度を記録。一気に夏が来たという感じです。

 

 

また、週末は入団式、練習試合へのお付き合い誠にありがとうございました。天候に恵まれたため予定を全て消化。全学年合わせて13試合を10勝2敗1分で乗り切りました。

 

 

対戦相手は遠路、新潟、埼玉、東京からお越し頂きました。特に新潟からは200キロ。ありがたいことです。


高校野球の関東大会は浦和学院の優勝で幕を閉じましたが、

  • 中学時代から育成は始まっている

とつくづく感じます。

 

と言うのも、過去の対戦相手には浦和学院へ進学している選手も多く、その意味では、「群馬のチームと切磋琢磨することで強豪校進学を実現している」。高崎中央ボーイズの選手は県内強豪校志望が多いのですが、「他県の強化にも役立っている」と感じます。

 

2022年シーズン(5月29日まで)の対戦相手

 

さて、入団式で石山建一先生には、野球への取り組み方を選手、保護者にレクチャーして頂き、グラウンドでもリストを利かせたバッティングを直々に指導して頂きました。


講演中に電話が鳴ったと思ったら記者からの早慶戦速報。慶応に2連敗、東大に勝っただけの5位にガッカリする姿は勝負師そのもの。「勝負事は勝たなければならい」を改めて感じました。

 

 

 

ところで、入団式で1年生は石山先生へ質問を用意。

  • プロ野球選手になった人の共通点
  • 体の小さい選手がやるべき練習、トレーニング
  • 強豪校のスカウトはどんなポイントを見ているか?
  • 速い打球を打つにはどうすれば良いか?
  • 緊張する場面で100%力を発揮するにはどうすれば良いか?
などへ懇切丁寧に解説してくれました。

 

さらに、3年生の保護者との懇談会でも輪の中心。母校静岡高校の話になった際には、東京六大学の全てに選手を送り込んでいるのは静岡高校だけ。「明治大学村松主将、立教大学黒岩副将、東大で4番を打つ梅林」。「しかも梅林は高校時代は補欠」など具体例を出し、

  • 「3度の飯より野球が好き」という姿勢が大切
  • 「努力を継続する」ことが大切
  • 「人が見ていない所・場所をきれいにする」ことが大切
など人生にそっくり当てはまることを話してくれました。
 
また、今回は1年生を中心に見て頂きましたが、能力の高さにビックリ。
  • 足が速い
  • 投げ方がきれい
  • バットスピードが速い
  • 逆方向に鋭い打球を打てている
  • マウンド度胸がいい
  • とにかく元気がいい

など、必ず全国の常連になれるとすでに太鼓判を押していました。

 

ところで、今年の1年生もセレクションをしなければならない程人気でしたが、高崎、前橋を中心に県内全域から集まってくれた選手の選考基準は、

  • キャッチボールやバッティングの上手さ
  • 足の速さ
  • 肩の強さ

 状況判断、打球判断、連係プレー、チームプレー、コントロール、配球、体力トレーニングなどは中学で学びます。


毎週県内外の強豪と切磋琢磨できる環境で3年間、自分の夢や目標に向かって成長してもらえればと思います。

 

 

倉俣徹

高崎中央ボーイズ監督

元中学硬式野球日本代表監督・コーチ(ボーイズ3回、フル代表1回)

元群馬県公立高校教諭

元巨人軍通訳、トレーニングコーチ

元全米公認(NATA)アスレチックトレーナー

小中高教員免許取得(中高は保健体育、英語)、TOEIC905点

教育学(運動学)修士(東京学芸大学大学院)

スポーツ科学(スポーツ医学)修士(米国スポーツアカデミー)