おはようございます。昨日は夜間練習練習への送迎、指導、誠にありがとうございました。

 

週末の天気も大丈夫そう。3年生は上信越大会準々決勝、準決勝、決勝が予定されています。

 

ベスト8に勝ち上がったチームは、桐生、前橋、松本、諏訪、長野、前橋桜、千曲、高崎中央。

 

ちょうど群馬と長野が4チームずつ。隣県同士、どちらが良い野球をして頂点を極めるか、切磋琢磨したいですね。

 

 

さて、今日の上毛新聞ネットニュースに、群馬県の中学3年生は、

  • 英語力が全国2位
  • 英検3級以上相当が6割強

が大きく載っていました。

 

中学で3級なら高校では2級。将来英語で仕事できる人が増えます。素晴らしいことです。

 

 

ところで、全国2位の理由は「先生が授業の半分以上を英語で話す、82.3%(全国平均73.4%)」とのこと。

 

どうやら

  • 先生の実力≒子どもの実力
という印象です。
 
「指導者の良さ」で子どもが伸びるのはよく理解できます。実は、5月9日にフルカウントの取材スタッフと情報交換した際、「来週滋賀県の多賀小少年野球クラブに取材に行く」と言っていたのですが、その記事がこれ。
 
  • 練習で分かる少年野球日本一のワケ
  • 選手が自ら動いてうまくなる監督の〝仕掛け〟
です。先生や監督は、子どもが上達する仕組み作りをすることが大切なのですね。
 
 
また、仙台育英高校の記事からも参考になる部分が沢山あります。
 
 
記事には、「大阪桐蔭に本気で勝つには」として、
  • 中学校の有能な指導者をヘッドハンティング
  • レギュラーになるための基準(走力、バットスピード、球速など)を数値化し明示
など数々の改革を実行しています。
 

 

さらに、仙台育英の中学部は今年からボーイズリーグに加盟したと聞きます。指導者が良ければ軟式と硬式に差はないのですが、

  • 有能な小学6年生は硬式に集まるのも事実

加えて、中高6年間の一貫教育と体力データの数値化・・・。

 

余談ですが、昨年少子化の影響で桐生南高校は桐生西高校と合併。跡地利用では小学生のアカデミーと中学部のジュニアユースを立ち上げる話が持ち上がっているのですが、高崎中央ボーイズの例を出して関係者に説明しました。

 

「桐生地区からでも大谷翔平選手や佐々木朗希投手は育つ」として有能な小学生を募集。その際大切になるのが「情報公開」。市民に理解や関心を持ってもらうことが大切です。

 

仮に、ホームページのアクセス数≒関心の高さとすれば、先月の高崎中央ボーイズは中学生の部で、

  • 群馬県で1位
  • 全国でも1位   ※軟式・硬式合わせて
でした。

英検が全国2位ですので、同等に素晴らしいこと。高校野球関係者に北関東が注目されるのも分かります。
 
また、1位の理由を挙げるとすれば、
  • 小まめな情報提供
  • タイムリーな情報提供
  • 分かりやすい解説
でしょうか。最近の親御さんには野球経験がない人が増えて「参考になる」という声を良く聞きます。
 

 

 

例えば昨日。テレビ朝日の報道ステーションでソフトバンクの千賀投手が

  • 入団した頃は150キロ投げる投手は居なかった
  • 今は150キロが当たり前
  • 10年後~20年後には各チームに160キロ投げる投手がいる
と話していました。
 
 
 
球速がアップした理由を、
  • 「動画」ですぐにフォームをチェックできる
  • 「回転数や球速などの数値化」で何が良いフォームか? すぐにチェックできる
とやはり動画と数値で見える化を図っているのが大きいと話していました(トレーニングや栄養が大切なのは言うまでもありません)。
 
さらに、
  • 今は中学生で130キロ、高校生で140キロは当たり前
  • その子たちがプロ1年目、2年目から順調に活躍している
とも。

 

こんなトピックについて、私なりの専門性を生かして子どもや親御さんに分かりやすく解説しているのがアクセス数が高い理由の様に感じます。


多賀小少年野球クラブ、仙台育英高校、高崎中央ボーイズ・・・。子どもが育つにはワケがあるのです。

 

 

倉俣徹

高崎中央ボーイズ監督

元中学硬式野球日本代表監督・コーチ(ボーイズ3回、フル代表1回)

元群馬県公立高校教諭

元巨人軍通訳、トレーニングコーチ

元全米公認(NATA)アスレチックトレーナー

小中高教員免許取得(中高は保健体育、英語)、TOEIC905点

教育学(運動学)修士(東京学芸大学大学院)

スポーツ科学(スポーツ医学)修士(米国スポーツアカデミー)