おはようございます。今日は朝から雪が降っていて高崎もうっすら雪景色。朝の通勤は大丈夫でも夕方が心配ですね。
自宅前、大粒の雪ながら車道はまだ大丈夫!
ところで、心配と言えば、大相撲。今朝のスポーツ報知には、
- 関取の4割感染
- 三役以上全滅
加えて、コロナ関連では、まん延防止措置が3月6日まで延長。群馬県もしっかり含まれています。中学生にとってこれが何を意味するかと言うと、
- 時短練習
- 練習試合の制限
- 自分をアピールするチャンスの減少
ケガをしている選手やランニングの苦手な選手には時短練習は有難いでしょうが、自分の進路を切り拓きたい選手にはマイナス。
ただ、昨年、一昨年の状況よりは遥かにマシ。
- 自分で考えて成長しろ
さて、今朝のコラムに面白い記事が三つありました。一つは元プロサッカー選手・日本代表の中村憲剛さんの考え方。
- (自分の子どもには)成績が良くないとサッカーには行かせない
- 勉強ができない子は練習させない
「成績が基準に到達しなければサッカーに行かせない」。中村憲剛が「文武両道は絶対」と息子に伝える理由(webスポルティーバ) - Yahoo!ニュース
中村憲剛さんが挙げる理由は明快。
- サッカーは想像力、判断力のスポーツ
- 普段から色々な角度でものを考えていることが大切
です。
また、「プロに入ってくる新人はみな壁にぶち当たり苦労する」。「特に大変なのは高卒」。「18歳までの経験値で15歳年上の選手とプレーするのだから敵う訳がない」。
- 考えてプレーできる選手のみが生き残れる個人事業主の世界
また、もう一つ面白かったコラムは、
- 甲子園至上主義ではない
- 甲子園、甲子園という感覚はない
- それよりも一人でも多くの選手を大学、社会人、プロに送り出す
- 甲子園は目標というより通過点、自分を売り込む場
そして三つ目が、巨人高梨投手のコラム。
- 社会人で戦力外寸前からの大逆転劇
社会人で戦力外寸前からの大逆転劇。高梨雄平は球界屈指の「左キラー」へと上り詰めた (webスポルティーバ) - Yahoo!ニュース
高梨投手は川越東高-早稲田大学-エネオス‐楽天-巨人という経歴。社会人まででもエリート街道まっしぐらというイメージですが、
- ストレートは140キロでない
- スライダーは曲がらない
- 社会人野球でも戦力外寸前
- プロで通用するようになった今でも本当ならオーバーハンドでカッコよく投げたい
- 約2億6千万+7800万≒3億4千万
となり、社会人のエネオスを戦力外となり、
- そのまま会社員として働いた場合の生涯賃金約3.3億円
高梨投手の場合、プロにチャレンジして良かったことになりますね。
ただ、高梨投手は
- 野球がダメでもエネオスに残れるという選択肢があった
のが魅力。
加えて、プロを引退した後も、指導者として、プロ、社会人、大学、高校等で活躍することも可能・・・。
京都国際の監督さんではないですが、
・甲子園を通過点として大学、社会人、プロを目指す人材を一人でも多く育てたい理由
が良く分かります。
さらに、中村憲剛さんではないですが、高梨投手は勉強も優秀。
・普段から考える癖が身に付いていたことが今の成功に繋がっている
のかも知れないですね。
倉俣徹
高崎中央ボーイズ監督
元中学硬式野球日本代表監督・コーチ(ボーイズ3回、フル代表1回)
元群馬県公立高校教諭
元巨人軍通訳、トレーニングコーチ
元全米公認(NATA)アスレチックトレーナー
小中高教員免許取得(中高は保健体育、英語)、TOEIC905点
教育学(運動学)修士(東京学芸大学大学院)
スポーツ科学(スポーツ医学)修士(米国スポーツアカデミー)








