おはようございます。今日は立春。暦の上では春。確かに日中の日差しにも暖かさを感じますがまだ朝夕の冷え込みは冬そのまま。グラウンドに立ちながら季節の変化を感じたいと思います。ただ、練習はかなり制限されていて、今朝の新聞にも
- (1日の)感染者初の10万人超
- 東京2日連続の2万人超
さて、球春らしく、私の元にも嬉しいニュースが沢山ありました。一つは、ジャイアンツアカデミー同様ヤクルトスワローズがアカデミーを開校。ついにホームページが完成しました
http://xn--https-ru9kp5f//www.yakult-swallows.co.jp/academy/club/。スポンサーにはオープンハウス、コーチはジャイアンツアカデミーからも2人、開催場所はまだ中央区、渋谷区、港区の3か所ながら、今後ノウハウを蓄積して徐々にエリアを広げていく予定です。
ジャイアンツアカデミーの仲間は、群馬でも(株)カタウン、育英大学、高崎健康福祉大学の協力を得て群馬ベースボールアカデミーを開校しましたが、個人的には大河ドラマ「青天を衝け」の渋沢栄一の気分。新しい時代に向けた種蒔きをしている感じです。
また、もう一つは、小学生球児、指導者&保護者の入門書
- 学童野球
創刊号の表紙が大谷翔平選手、第2号の表紙がジャイアンツアカデミーになる予定ですが、中を見ると愕然とした数字が・・・。
1980年には28000以上あったチーム数が昨年は10607チームに激減。こうなるともう保護者やボランティアコーチに頼っているだけでは無理。プロ野球界も本腰を入れて改革に乗り出す必要があります。
その先頭を走っているのが実は巨人軍のジャイアンツアカデミー。ベースボールマガジン社の編集長は少年野球のコーチをしているだけあって、学童野球の問題点を熟知。ジャイアンツアカデミーの
- 幼児、低学年向けの指導ドリル
- 分かりやすい説明
- 子どもが夢中になる言葉かけ
に逐一納得の様子。
私も指導方法の理論的な裏付けを1時間かけてレクチャーしたのですが、まさに目から鱗状態。
3月9日発売とのことですが、激減した少年野球チームの復活のお手伝いになれば幸いです。
日本野球協議会では一昨年U12、昨年U15の指導テキストができましたが、今年U8を作るかは検討中とのこと。
昨日もベースボールマガジン社の編集長は、5歳、6歳、7歳、8歳のプレゴールデンエイジへのアプローチの大切さを痛感。
一昨日、ユーチューブで慶応大学上田コーチ(元慶応高校監督)、日本ハム大渕GM補佐、東農大勝亦准教授らが少年野球人口減少を訴えていましたが、少年野球人口回復の手段はまさしくジャイアンツアカデミーのメソッドだと感じます。
2020年、2021年福島ベースボールサミットでご一緒させて頂いた上田誠元慶応高校監督
高崎中央ボーイズから慶応高校に進学した春山選手(慶応大学→米国独立リーグ)の恩師
熱い方です
倉俣徹
高崎中央ボーイズ監督
元中学硬式野球日本代表監督・コーチ(ボーイズ3回、フル代表1回)
元群馬県公立高校教諭
元巨人軍通訳、トレーニングコーチ
元全米公認(NATA)アスレチックトレーナー
小中高教員免許取得(中高は保健体育、英語)、TOEIC905点
教育学(運動学)修士(東京学芸大学大学院)
スポーツ科学(スポーツ医学)修士(米国スポーツアカデミー)