おはようございます。昨夜は夜間練習へのお付き合い、誠にありがとうございました。週末の大会に向けて良い調整が出来た様に思います。


また、群馬県に発令されていた「まん延防止等重点措置」は従来通り13日で解除。高校野球も練習試合が解禁になるなど、大会に向けて急ピッチで調整が進む様で何よりです。

 

 

さて、連日熱戦が繰り広げられている全日本大学野球選手権ではベスト4が出揃いました。


勝ち上ったチームは、慶応大(東京六大学)、福岡大(九州六大学)、福井工大(北陸大学)、上武大学(関甲信)。今日は休養日で明日準決勝、明後日決勝が行われます。

 

 

ところで、東京六大学と東都大学リーグ(1部)でプレーする選手は試合ごとに成績や出身校名が新聞に記載されますが、地方大学の選手にとっては自分や母校をアピールできる最大のチャンス。

 

私にも記憶がありますが、試合前のスタメン発表時に呼ばれる母校の名前が自分のアイデンティティー(自分の拠り所)をくすぐる瞬間。今朝の新聞にも、上武大学のブライト健太選手(葛飾野高校出身)が本人と母校を大きく有名にしています。

 

 

記事によると、ブライト選手は

 

・出身校:東京都立葛飾野高校(都大会2回戦が最高成績)

 

・体型:身長184㎝、体重84㎏

 

・成績:高校通算38本塁打

 

・50m走:5秒8

 

・評価:身体能力の高い外野手(従来評)→大学生野手トップクラス(今大会のスカウト評)

 

さらに、記事には高校は無名校、大学も今春からレギュラー獲得の遅咲きながら、外野手としてドラフト候補の一番手に名前が載っています。

 

 

プロを目指す中高生にとって、身体能力が高く、野球センスがあれば

 

・公立、私立、甲子園出場の有無は関係ない

 

を証明してくれています。ただ、こういう選手にとって大切なことは、

 

・高校、大学と諦めずに野球を続ける

 

・全国大会に出場できるようなチームに進学する

 

の2つ。もし、上武大学が明日の慶応大戦に勝ち、決勝でも勝てば、ブライト選手が大学日本代表に選ばれることは間違いなし。


一昨日の筋トレの時にも、「アメリカの高校生は1年で4か月しか野球をやらない。それでも大リーガーになれるのは何でだか分かる?」と中学生に聞いたのですが、答えは

 

・身体能力の高さ

 

バスケットボールではダンクできるし、アメフトでは常に体当たり、相撲のぶつかり稽古をしている感じなのです。


身体能力を高め、野球のセンスさえ磨いておけば、

 

・どっぷり野球に浸かった選手達を追い越せる

 

と言うことなのだと思います。ブライト選手の今大会の活躍、大学日本代表への選出、秋のドラフト会議に注目です。