おはようございます。昨日は筋トレへの送迎、誠にありがとうございました。3年生もこの仲間との練習は残りわずか。別れは寂しいですが、その次に新しい仲間との出会いが・・・。これもワクワクします。18歳でプロか、大学進学かの選択に悩むような選手になって欲しいですね。

 

さて、今朝の読売新聞群馬版には、健大高崎高校野球部が紹介されています。ポイントは

 

・近距離打撃

 

・木製バット

 

・緩急への対応

 

 

特に、近距離打撃での緩急対応は高崎中央ボーイズの打撃練習でもお馴染み。加えて、ジャイアンツアカデミーでは小学1・2年生からスポンジボールを使って5m~くらいの距離から緩急対応を実践しています。

 

と言うのも、バッティングで一番難しいのが「タイミング」。タイミングの中でもチェンジアップに対応できる様な

 

・前後感覚の習得

 

が最も難しく、この能力に長けている人は、出塁率(打率+四死球数)が上がり、高崎中央ボーイズが選手に求めている

 

・初球はフルスイング


・2ndストライクはジャストミート


・3rdストライクはゾーンをボール2つ分広げて対応

 

が可能。信頼される打者へ成長できるのです。

 

参考までに、「前後感覚」を難しい言葉で説明すると、

 

・定位能力:ボールの状況と関連付けながら動きの変化を調整する能力

 

この能力を習得させると、

 

・ボール感覚が飛躍的に向上し、スポーツ万能少年が誕生する

 

という仕組みです。

 

 


そんな一例が写真左の息子。昨日誕生日を迎えた同級生(新2年生)を祝う様子がサッカー部のツイッターから送られてきたのですが、

 

明治大学体育会サッカー部八幡山グラウンド

2019年・2020年関東一部リーグ優勝🏆️

2020年Bチーム全国大会優勝🏆️

 

サッカーも野球同様に

 

・前後感覚が大切なスポーツ

 

実は、この能力を磨くために、小学校低学年の時、近距離からスポンジボールを使い緩急を駆使したバッティングや公園で柔らかいボールとテニスラケットを使ってフライやライナーを前後にノック。

 

・意識的にボール感覚を養う遊び

 

を沢山しました。「沢山」と言っても30分くらいですが・・・。

 

いわゆる、中村俊輔や遠藤保仁選手の様な超一流選手が持っている

 

・鳥の目(高い所から仲間と相手の距離感を掴む)

 

の養成を意識していました。

 

と言うのも、元大リーグ投手の通訳をしている時、

 

・最も有効な変化球はチェンジアップ

 

と聞いており、「前後感覚(緩急対応能力)の養成が全て」と実感していたからです。

 

 

もし、息子がプロになったり日本代表になれたら、その原点はおそらく小学校低学年の時の

 

・スポンジボールを使った近距離バッティング

 

・テニスラケットを使った前後へのフライ練習

 

ここでボール感覚を身に付け、スポーツ万能の素ができたことがその後の飛躍に繋がっている・・・。自分の子どもだけでなく多くの子どもに紹介したく思います。

 

その意味では、健大高崎高の近距離バッティングは、できれば

 

・小学校低学年でスポンジボールを使ってやらせたい

 

野球で夢を実現できる子どもを沢山育成できると感じます。