おはようございます。プロ野球はキャンプも中盤。紅白戦、オープン戦のニュースが飛び込んで来ますが、今朝のスポーツ報知一面は、

 

・川淵三郎氏(84歳)がオリンピック・パラリンピック組織委員会会長へ就任

 

が大きく報じられています。森氏辞任の背景はもちろん〝女性蔑視〟発言でしたが、サッカーをプロ化し、バスケットボールのプロ化にも貢献した川淵さんの功績は「凄い」の一言。【Bリーグ】日本バスケ界を統一した川淵三郎の潔い身の引き方 | 社長勇退ドットコム (shacyoyutai.com)


家族には就任を猛反対されたとのことですが、野球界もいっそ川淵さんにジュニア育成の組織化をお願いしたいくらい。プレーヤー出身だけに「現場のニーズを読み取ってくれる」と感じます。

 

 

さて、川淵さんの84歳ほどではないにせよ、今朝のヤフーコラムには、選抜に出場する60歳代の監督さん3人

 

・東海大甲府 村中秀人監督 62歳

・県立岐阜商 鍛治舎巧監督 69歳

・明徳義塾 馬淵史郎監督 65歳

 

が紹介されています。


どんなご経歴を歩んで来られてのでしょうか?51勝の名将など3名の60代監督が選抜へ(高校野球ドットコム) - Yahoo!ニュース

 

 

 

余談ですが、先日90歳の誕生日を祝った義父が

 

・我々が子どもの頃は〝人生50年〟と言われていた

 

と感慨深げに話していましたが、確かに、戦後間もない頃の平均寿命をみると、

 

・1947年 50.06歳(男性) ※女性は59.96歳

 

 

戦後70年以上経った今、元気に活躍される川淵さん(84歳)や60歳代で甲子園に出場する監督さんらには脱帽しかありません。


そんな方々から「何かを学ぼう」とコラムを読むと、村中さんは、

 

・高校野球の監督になっていなかったら社会人野球(プリンスホテル)の監督になっていた


・(高校の監督で)最初は全然勝てなかった理由は〝上から目線だった〟から


・高校生と触れ合う時間を作るために教員免許を取得した

 

など、講演を聞いたら参考になることばかりでした。

 

名将を高校野球につなぎ留めた息子の一言 東海大甲府・村中監督インタビュー【前編】 | Full-Count - (2) (full-count.jp)

 

また、秀岳館高校から県岐阜商の監督に就任した鍛治舎さんの記事を読むと、どうやら

 

・2025年に母校は創立100周年


・それまでに母校に100勝(あと13勝)させたい

 

が動機・・・。目標達成できそうですね。

 

県岐阜商・鍛治舎監督「捲土重来」頂点への思い語る - 高校野球 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)

 

さらに、馬淵史郎監督は一昨年のボーイズリーグでも

 

・努力する姿勢を評価して褒めることが大切

 

・選手の性格に応じた指導が必要


・人は偏差値よりも人間値が大切

 

と基調講演して下さいました。

 

 


ところで、孔子は論語の中で、

 

・15歳で学問を志した

・30歳で自信がついた

・40歳で迷わなくなった

・50歳で天命を知った

・60歳で腹が立たなくなった

・70歳で道徳の規範から外れなくなった

 

と語っていますが、川渕さんの功績や60歳代の名称の軌跡は参考になることばかり。


人の話を聞いたり、読んだりするのはとても楽しく、エネルギーをもらえます。